2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64222A19)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・農村施設省

2)配属機関名(日本語)

ジュルベル農業人材育成・再教育センター

3)任地( ジュルベル州ジュルベル県ジュルベル市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は1962年に設立された農業専門の職業訓練センターである。農業分野で働くことを希望する若年層を対象に9か月のコースを開講している。また、同センターはジュルベル職業訓練センターや市内の農業機関と連携し、農業に初めて携わる地域の若年層を対象に夏期の短期間の講習も行っている。研修修了生はより専門性の高い農業学校へ進学したり、地元農家へ就職、あるいは、家業(農家)を継ぐ。配属先は農業専門人材を輩出するだけでなく、地域の基幹産業である農業を支える人材育成に貢献する機関である。2017年にフランスのNGO Agri Sudより設備支援を受けている。 年間予算は約70万円である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルの農業は国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は低い。さらに仕事が限られているため、若年層の都市部への流出が顕著であり、農業人材の育成は同国の発展や地方の雇用創出につながると考えられている。隊員は夏期の短期間の講習も含めてセンターで同僚の指導教員(農業技術者)と、生徒を対象に圃場での実習指導を中心に活動を行う。センター長はコンポストを利用した土壌改良や有機栽培に関心も高い。また同センターは近隣農家を対象に技術指導(基本的な栽培技術や営農について)を行う役割も担っている。隊員は近隣農家や農業機関も訪問、現状を把握し、配属先に求められる知識や技術をフィードバックし、授業の質の向上に貢献することが求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センター長や同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・問題点を把握する。
2.実習指導を通して生徒に野菜栽培の技術(土壌の選定方法や肥料、コンポスト、有機栽培など)を指導する。
※なす、トマト、唐辛子、キャベツ、大根、レタス、ミントなどを栽培している。
3.ジュルベル市内の農家を訪問し、必要とされる野菜栽培の技術指導、助言をする。
4.ジュルベル市の農家や農業機関を訪問し、ジュルベル市の農業の現状を把握・調査し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

灌漑用ポンプ1台、圃場2a

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長1名(男性:60代)
指導教員8名(30代※指導歴約10年)
生徒15名(10代後半~20代前半、中等教育卒業以上)
※生徒は家業の手伝いで農業経験がある者が多いが、農業の経験がない者もいる。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:同僚・生徒が男性のため

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:知識や技術が必要なため

[汎用経験]:

 ・農作業経験3か月以上

 ・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・現地語(現地語学研修を行う):ウォロフ語