要請番号(JL64222B20)
募集終了



・2023/2 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
サンルイ州教員研修センター
3)任地( サンルイ州サンルイ県サンルイ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンルイ州において、教員養成及び現職教員の研修を行う機関である。通常の教員養成課程は9ヶ月間であり、40 日前後の教育実習が市内の指定小学校で実施される。同機関は毎年300名から350名の学生を受け入れている。現職教員向けの研修は夏期休暇中に実施される。隊員は教員養成課程での活動、現職教員向け研修のフォロー、教育実習先の小学校での活動が期待される。本センターの年間予算は約880万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガル国では近年初等教育の総就学率は急速に上昇し、9割に達している。しかし、児童の総修了率は6割程度に留まっており、教育の質の改善が引き続きの課題となっている。特に低学年層の基礎学力の改善は喫緊の課題であり、セネガル教育省も対策を実施している。限られた資源、人的リソースのなかで創意工夫を施し、効率的、効果的な教育の実践が求められている。本要請の隊員は、同センターにて学生向けの授業改善や教育実習のサポートを行う他、養成期間以外はセンターが管轄する小学校にて活動を行う。また、同地域に派遣される予定の幼児教育隊員とも連携し、低学年層の算数教育の支援も期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
サンルイ州教員研修センターにおいて以下の活動を実施する。
1.教員養成課程や実習指定校を視察し、初等算数(特に低学年層)における課題・問題を把握する。
2.算数教育の質の改善に向け、具体物を使った操作活動や効率的な反復計算練習方法を提案する。
3.教育実習や現職教員向けの研修をサポートする。
4.活動成果を地域教員向けに共有する研修会を実施する。
要望があれば、音楽、図工、体育など隊員の得意分野において支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
市内の小学校施設、校庭、備品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:センター長1名、視学官9名、講師2名
活動対象者:養成校の学生、指定小学校の教員及び児童
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員養成校での活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。
停電、断水が頻発する。同任地隊員と同居となる可能性がある。