2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64223B08)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

職業訓練・研修・手工芸省

2)配属機関名(日本語)

ジョフィオール職業訓練センター

3)任地( ファティック州ファティック県ジョフィオール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は女性の教育を目的に2013年に設立された職業訓練センターである。3年の職業訓練で仕事に直結する技術の習得を目指している。生徒数は全体で約120名、若年層を対象に受け入れている。野菜栽培、調理、電子工学のコースがあり、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。年間予算は国の予算から約50万円。本配属先に隊員の派遣実績はないが、2019年までジョフィオール市役所配属の野菜栽培隊員が実習指導に協力していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルにおいて農業は国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は低い。また、農村部での仕事が限られていることから、若年層の都市部への流出が顕著であり、農業人材の育成は基幹産業である農業の発展や地方の雇用創出につながると考えられている。本件の隊員はセンターの野菜栽培コースで同僚の指導教員(農業技術者)とともに生徒を対象に主に圃場での実習を指導する。また、センターは周辺の農家への技術指導を必要に応じて行なう役割も担っているため、隊員は市内のコミュニティ菜園の女性グループ農家を訪問して技術指導を行うとともに、地域の農業の現状を把握し、配属先へ知識や技術をフィードバックし、授業の質の向上に貢献することが求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センター長、学科長、指導教員と協力しながら以下の活動を行う。
1. 授業への同席や農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・問題点を把握する。
2. 実習指導を通じ、生徒に基礎的な野菜栽培技術(土壌の選定方法や肥料、コンポストなど)を指導し、同僚とともに実習マニュアルの見直し・作成を行う。※レタス、オクラ、ピーマン、ダイコン、トマト、トウガラシなどを栽培している。
3. ジョフィオール市の農家やコミュニティ菜園を訪問し、野菜栽培の技術指導や助言をする。
4. ジョフィオール市の農業の現状を把握・調査し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

灌漑用ポンプ3台、圃場4ha

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:センター長1名(男性:40代)、教頭1名(男性:40代)、野菜栽培コース指導教員1名(40代※指導歴約10年)
■活動対象者:野菜栽培コース生徒8名(10代後半~20代前半) ※生徒は家業の手伝いで農業経験があるものが多いが、農業経験のない者もいる。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:知識や技術が必要なため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

 ・農業実習180時間以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・住居は、同任地の隊員と同居になる可能性もある。
・生活使用言語:セレール語/ウォロフ語(現地語学訓練期間に語学研修を行う)。なお活動でもセレール語/ウォロフ語を使う場合がある。