要請番号(JL64223B09)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業訓練・研修・手工芸省
2)配属機関名(日本語)
ニオロ職業訓練センター
3)任地( カオラック州ニオロ県ニオロ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本配属先は女性の教育を目的に1977年に設立された職業訓練センターである。学校改編が行われ、現在は男子生徒も受け入れている。3年の職業訓練で仕事に直結する技術の習得を目指している。在籍生徒数は231名、おおむね15歳~24歳までの若年層を対象に受け入れている。野菜栽培、服飾、理髪、調理のコースがあり、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。年間予算は、約50万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガルにおいて農業は国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は低い。また、農村部での仕事が限られているため、若年層の都市部への流出が顕著である。よって、農業人材の育成は同国の経済発展だけでなく、地方の雇用創出につながると考えられている。
本件で派遣される隊員は主に、野菜栽培コースで同僚の指導教員(農業技術者)とともに圃場での実習を指導する。また、配属先は周辺農家への技術指導も必要に応じて行なう役割も担っていることから、隊員もニオロ市内の農家を訪問し、技術指導を行うことも求められる。また、農家での指導を通じ、現場で求められる技術や知識を把握し、配属先にフィードバックすることで、授業の質の向上に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
センター長、学科長、指導教員と協力しながら以下の活動を行う。
1. 野菜栽培コースの授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・問題点を把握する。
2. 実習指導を通じ、生徒に基礎的な野菜栽培技術(土壌の選定方法や肥料、コンポスト、営農など)を指導する。
※レタス、なす、ニンジン、オクラ、ピーマンなどを栽培している。
3. ニオロ市内の農家を訪問し、必要とされる野菜栽培の技術指導を行う。
4. ニオロ市の農業の現状を把握・調査し、授業内容改善のために必要なアイディアを配属先に提示する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
灌漑設備(井戸)、圃場1ha
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:センター長1名(女性:50代)、教頭1名(男性:40代)、野菜栽培コース指導教員1名(30代※指導歴約10年)
■活動対象者:野菜栽培コース生徒23名(10代後半~20代前半) ※生徒は家業の手伝いで農業をしているものは多いが、農業の経験がない者もいる。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:知識や技術が必要なため
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・農業実習180時間以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・住居は、同任地の隊員と同居になる可能性もある。
・生活使用言語:ウォロフ語(現地語学訓練期間に語学研修を行う)。なお活動でもウォロフ語を使う場合がある。