2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64223B12)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ルーガ県視学官事務所

3)任地( ルーガ州ルーガ県ルーガ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ルーガ県視学官事務所は県内の幼稚園、小学校、中学校を管轄する教育行政機関である。県内には公立353校、私立25校の小学校があり、視学官と呼ばれる教員の指導・監督を担う職員が管轄内の学校を巡回し、学校運営に関する指導や助言をする他、進級・進学試験の実施、教員昇格試験の実施および評価ならびに現職教員研修の実施などを行っている。また、視学官はルーガ州にある教員養成センターに講師として派遣されることもある。同配属先には2017年までの間、小学校教育やコミュニティ開発の隊員が数名派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル国における初等教育へのアクセスは徐々に改善され、2021年度には初等教育就学率は84%に達した。他方で、急激な就学率の向上による深刻な教員不足に対応するため、教員養成の期間が4年から9か月に短縮され、教員の質の低下が課題となっている。本要請の隊員は、配属先と協働しながら市内の小学校を巡回し、主に算数教育における課題の把握、改善策の提案、特に低学年向けの教材開発や指導方法の提案を通して、授業の質改善に寄与することが求められている。また、ルーガ県は管轄する学校数も多いことから、地域の学校間の連携強化に繋がる活動も望まれている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は、配属先が管轄する小学校を巡回し、配属先や現地教員と協力しながら以下の活動を実施する。
1. 授業を観察し、児童の算数学習における課題・問題点を把握する。
2. 上記の問題・課題解決に向け、身近に手に入る材料で作れる教材の紹介やそれを使った授業の提案など、効果的な学習方法を教員とともに考え、実践を支援する。
3. 教員の研修会等で研究授業の実施を企画するなど、教員が新しいアイディアや指導法を学ぶ機会を創出するとともに、学校間での教員の交流を促進する。
4. 要望があれば、音楽、図工、体育のうち、隊員が得意とする科目においても支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市内の小学校施設、校庭、教具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
配属先長(男性)、その他職員計33名

活動対象者:
現地教員、小学校児童(1クラス20~80名ほど)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員に助言をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・住居は、同任地の隊員と同居になる可能性もある。
・生活使用言語:ウォロフ語(現地語学訓練期間に語学研修を行う)。なお活動でもウォロフ語を使う場合がある。