要請番号(JL64225B02)
募集終了
2代目
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・食料主権・畜産省
2)配属機関名(日本語)
ジュルベル農業研修センター
3)任地( ジュルベル州ジュルベル県ジュルベル市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本配属先は1962年に設立された農業専門の職業訓練センターである。農業分野での人材育成を若年層を対象に2年のコースで開講している。また、ジュルベル職業訓練センターや市内の農業機関と連携し、農家や農業の専門家に対する継続的な研修や農業に初めて携わる地域の若年層を対象に夏期に短期間の講習も行っている。研修修了生はより専門性の高い農業学校へ進学したり、地元農家へ就職、家業(農家)を継ぐ。配属先は農業専門人材を輩出するだけでなく、地域の基幹産業である農業を支える人材育成に貢献する機関である。2017年にフランスのNGO Agri Sudより設備支援を受けている。 年間予算は約50万~100万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガルの農業は国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は低い。さらに仕事が限られているため、若年層の都市部への流出が顕著であり、農業人材の育成は同国の発展や地方の雇用創出につながると考えられている。この地域の農業従事者もその地域についての知識はあるものの、課題をよりよく理解・解決するためにはさらなる補強が必要である。分野によっては指導員の知識・経験が不足しており、指導員の能力強化も必要としている。隊員は、授業や研修に同席したり、指導員との交流によって双方の知識を深めながら授業の質の向上に貢献することが求められる。なお、2023年11月より当センターに初代隊員が配属されており、今回の要請は2代目となる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
センター長や同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.授業や研修への同席や地域の農家・農業機関訪問を通じて、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・課題を把握し、技術指導やアドバイスを行う。
2.資料や教材づくりなど授業や研修の準備やサポートを行う。
3.実習指導を通して、生徒に技術指導を行う。※なす、トマト、唐辛子、キャベツ、大根、レタスなどを栽培している。
4.同僚たちと交流し、意見交換や経験の共有を行いながら、お互いの知識を強化する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
灌漑用ポンプ1台、圃場2a
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長1名(男性:60代)
指導教員4名(農業専門3名、畜産専門1名)
:30~40代※指導歴約10~15年)
生徒15名(10代後半~20代前半、中等教育卒業以上)
※生徒は家業の手伝いで農業経験のある者が多いが、農業の経験がない者もいる。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:同僚・生徒が男性のため
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者や農家も活動対象者のため
[汎用経験]:
・野菜栽培農業実習180時間以上
・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・生活使用言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。


