要請番号(JL64225B04)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業技術訓練省
2)配属機関名(日本語)
ダガナ職業訓練センター
3)任地( サンルイ州ダガナ県ダガナ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、若者に対し仕事に直結する各種分野の技術指導を行う職業訓練センターである。課程は3年間で、10代後半から20代を中心に約350名の学生が通っている。料理、農業、畜産、服飾、理髪、保健、会計等のコースがあり、コースによっては修了時に職業適性証書(CAP)を取得できる。年間予算は約150万円。過去にはKOICA(韓国)やPeace Corps(米国)のボランティアが派遣されていたことがある。JICA海外協力隊の派遣は本要請が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターの農業コース、畜産コースの学生は座学のほか、圃場にて実践的な技術を学んでいる。乾燥野菜、ジャム、ジュースなどの農産物加工、バター、ヨーグルト、チーズなどの乳製品加工の設備もあり、加工実習で生産された製品は近隣住民向けに販売されているが、より多くの売上が見込めるスーパーなどでの販売許可申請には業者登録と一定の品質が必要であり、実現には至っていない。また同センターは企業実習の実施や就職支援担当職員の配置など、卒業後を見据えた就業支援にも取り組んでいる。卒業後に商店や服の仕立て屋などの小規模ビジネスを始める者もいるが、経営がうまくいかない例も多い。同センターは実習で生産された製品の販路開拓や、卒業生の就業支援に寄与する隊員の派遣を求めている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は教員と協力しながら以下の活動を行う。
1. 実習で生産される製品について、パッケージの改善など他の商品との差別化、付加価値を与える工夫をし、市場志向を意識した質の向上および販路開拓に取り組む。
2. 卒業生が立ち上げたビジネスの経営状態を調査し、改善に向けともに考え取り組む。
3. 学生や卒業生に対し、簡単な出納管理やデータ収集・分析の研修など、卒業後の就業や経済的自立を見据えた取り組みを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先設備、圃場(5ヘクタール)、事務机など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:センター長(50代女性)、その他教員28名
活動対象者:学生約350名、卒業生
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
・農林水産業および関連する加工業等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・生活使用言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。
