2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64225B05)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

職業技術訓練省

2)配属機関名(日本語)

モンロロン職業訓練センター

3)任地( ティエス州ティバワンヌ県モンロロン村 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は女性の教育を目的に1964年に設立された職業訓練センターで、その後学校改編が行われ、現在は男子学生も受け入れている。3年の職業訓練で仕事に直結する技術の習得を目指している。生徒数は約70名、おおむね15歳~24歳までの若年層が学ぶ。農業・畜産、服飾、レストランのコースがあり、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。年間予算は約110万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の農業は全人口の約70%が従事する国の重要な産業であるがGDPに占める農業生産の割合は約7%と低い。農村部での仕事は限られており若年層の都市部への流出が顕著なため、農業人材の育成は経済発展だけでなく地方の雇用創出につながると考えられている。本件で派遣される隊員は同センターの農業・畜産コースにて、同僚の指導教員(農業技術者)とともに圃場での実習指導を行う。また周辺農家での短期間の実習への同行、助言や、コース修了後の農業への就業を見据えた学生に求められる知識や技術を配属先にフィードバックし、授業の質向上に貢献することも期待される。現在、前任にあたる野菜栽培隊員が活動中。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員は指導教員やその他同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1. 授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・課題を把握する。
2. 実習指導を通じ、学生に基礎的な野菜栽培技術(土壌準備、栽培管理など)を指導する。※オクラ、キャベツ、タマネギ、トマト、バナナなどを栽培している。
3. 学生と市場や野菜販売所の市場調査を行い、市場を意識した栽培・販売方法を考え、学生に助言する。
4. 学生の研修先の農家や卒業生の就職先を訪れ、現場の課題を把握し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

灌漑設備(井戸)、圃場1ha

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:センター長1名(40代男性)、農業・畜産コースの野菜栽培分野指導教員(女性2名 ※指導歴約10年)

活動対象者:農業・畜産コース学生約15名(10代後半~20代前半)、周辺農家

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

 ・野菜栽培農業実習180時間以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・生活使用言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。