要請番号(JL64225B08)
募集終了
6代目
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会活動省
2)配属機関名(日本語)
ジョフィオール保健区
3)任地( ファティック州ファティック県ジョフィオール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ファティック県内に二つある保健区の一つ。ジョフィオール市とその周辺の村落を管轄し、保健行政、医療施設を監督する機関である。併設されている保健センター(一般診療・産婦人科・歯科・眼科)および主要村落部にある保健ポスト(一般診療・正常分娩・小児の診断)にて、保健医療サービスを提供している。同保健区は、軽い怪我の治療や限られた薬剤の処方などを行う「保健小屋」と呼ばれる住民による医療施設や地域住民から選出されたボランティアである地域保健員への支援も行っている。前任の助産師隊員は、保健センター・保健ポストを中心に2026年11月まで活動予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ファティック州は内陸部の州と比べ保健衛生に関する状況は比較的良いと言われているが、母子保健に関する課題は他州同様に多い。保健センターでは助産師による妊婦健診、分娩などが行われているが、通院が途絶えるケースが多く、母子と保健センターとを繋ぐ地域保健員の役割が重要とされている。配属先は同地域保健員に対し情報提供や研修などを実施しているが、隊員には地域保健員がさらに活躍し、母子をはじめとする地域住民が健康な生活を維持できるよう支援することが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
移動可能な範囲内の地域の医療機関や村落部において、隊員は地域保健員とともに住民の健康状態や生活状況をモニタリングしながら、以下の活動を行う。
1.妊婦が妊婦健診に来ない・来なくなる要因や家庭での出産を選択する要因、背景を把握・分析
2.母子の健康に資する知識や習慣を獲得する機会作り
3.助産師や地域保健員などへの改善提案
4.地域住民への啓発活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
聴診器、血圧計など
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先:保健区長男性40代、医師5名30~50代、薬剤師1名、歯科医師1名、助産師8名30~40代、看護師10名30~40代、事務職員10~20名
■活動先:保健ポスト18か所
■活動対象者:地域保健員・妊婦をはじめとする地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
■身体への侵襲行為は行わない。
■ JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。
■生活使用言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。
