要請番号(JL64225B10)



2代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年・スポーツ・文化省
2)配属機関名(日本語)
スペシャルオリンピックス セネガル
N
3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人の自立や社会参加を目的とする国際スポーツ組織である。スペシャルオリンピックスセネガルには、バスケットボール・サッカー・卓球・水泳・体操・バレーボール・ハンドボール・ボッチャの3,000人以上のアスリートが登録されている。アスリートに対する健康プログラムも実施されており、フォローアップケアや健康意識向上のアドバイスをアスリートとその家族に提供することで、アスリートの健康管理を支援している。 年間予算1億6,500万FCFA。前任者は1年間の任期を終了しているが、現在、作業療法士隊員が引継ぎ、2026年11月まで活動する予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スペシャルオリンピックスセネガルのスタッフは、主にボランティアにて構成されており、理学療法・作業療法・言語療法の分野の人材が不足している。定期的に地方を訪問し、医師と共にアスリートの定期健診を実施する活動が増えていることから、再度、理学療法士が要請された。前任者や現在活動している作業療法士は、アスリートに対して助言やリハビリ指導を行うだけでなく、選手の家族に対して自宅で行える運動の指導やアンケート調査を実施している。アンケート調査結果は、一緒に活動するスタッフ・コーチに共有されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
本件で派遣される隊員は、スペシャルオリンピックス セネガルの一員として、以下の活動を行う。
1.スペシャルオリンピックスが行うスポーツ活動や健康プログラムの活動に同行し、サポートする。
2.アスリートに対して、医師の指示に基づき、リハビリを含む理学療法を行う。
3.コーチに理学療法士の立場から効果的なトレーニング等の助言をする。
4.アスリートの家族に対して、家庭でできる運動等を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ジムマット等その他活動に必要な道具等は、事前に希望を伝えればある程度揃えてもらえる。活動中の作業療法士は、2025年度「世界の笑顔のために」プログラムに要請を出し、短下肢装具が採択された。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:センター長 女性 50代
医療相談マネージャー 男性 30代
コーディネーター 女性 40代
活動対象者:知的障害のある子ども・青年および若年成人 2歳~35歳 (ダウン症・自閉症・水頭症・胎児機能不全・脳性麻痺)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験を基にした助言が求められる。
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
■日常生活言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。
■JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。