2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64225B11)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
現隊員の活動先にて 練習風景1 練習風景2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ・文化省

2)配属機関名(日本語)

柔道連盟

3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

セネガル柔道連盟は柔道の普及を目的として1961年に設立され、現在約800名の会員から構成されている。主な活動として、柔道教室の開催、国内大会企画、運営、国際大会参加のための代表選手の選考、トレーニング等を行っている。日本の一般文化無償協力で1988年にAV機器、筋力トレーニング機器、2002年に柔道着500着、畳500枚、2024年に柔道試合用のマット、トレーニング器具などが贈与され、講道館から日本人講師を招いたこともある。2024年11月より前任にあたる隊員が配属されている。セネガル柔道の競技力向上には長期的な計画・活動でのサポートが必要であり、後任を要請するに至った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルでは、柔道を始めとした空手やテコンドー、カンフーなど格闘技の人気が高く、地方にも多くのクラブチームが存在している。柔道においては約70存在し、約50か所の道場がある。その多くは、有段者コーチの指導の下、大人の部(中学生から成人の男女)と子どもの部(小学生および幼児)に分かれ、週2~4回2~3時間程度の練習を行っている。当国の柔道連盟は、数あるスポーツ連盟と比較してもしっかりと機能しており、アフリカ大陸選手権、世界選手権での入賞者を輩出しているものの、いまだ指導者の指導経験、選手の技術不足や精神的な未熟さが見受けられる。子どもや若手選手への指導により基本を押さえた技能の底上げを図るとともに、ナショナルチームや指導者の育成が求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

首都ダカールを拠点とし、以下の活動を行う。
1.首都中心街の道場を中心に、市内にある複数の道場を巡回し、指導者とともに選手に対し指導を行う。
2.国際大会前に招集されるナショナルチームの選手に対し、指導者とともに指導を行い、必要に応じて、合宿や大会へ帯同・サポートする。
3.必要に応じて、指導者に対し練習計画やトレーニング内容の改善や指導方法、また五教についてアドバイスを行う。
4.可能であれば、同僚とともにセネガル国内各地のクラブに技術指導の機会の提供や普及イベントを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

道場(30m四方、畳あり)、各地の道場

4)配属先同僚及び活動対象者

柔道連盟会長(男性50代)
柔道競技連盟会長(男性40代) ・事務総長(男性40歳代)
技術部長(男性 50歳代) ・スポーツディレクター(男性 50代) ・スポーツアートディレクター(男性 50代) ・コーチ(120名1、2級そのうち半数は2-3段 25-50代) ・生徒(800人 男女)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)10年以上 備考:国代表選手の指導を含むため

[参考情報]:

 ・公認柔道指導員資格があると尚良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・生活使用言語のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。