2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64225B18)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ンバケ県視学官事務所

3)任地( ジュルベル州ンバケ県ンバケ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本件の配属先である、ンバケ県視学官事務所はンバケ県内の幼稚園、小学校、中学校を監督する教育行政機関である。視学官と呼ばれる教員を指導する立場にある職員が学校を巡回し、学校や教室の運営を指導したり、試験の実施、試験結果の統計・分析などを行っている。2025年11月までセネガル全州にてJICA「初等教育算数能力向上プロジェクト(フェーズ2)」を実施中。前任者に当たる小学校教育隊員が2023年7月に派遣され2年間の予定で活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル国における初等教育就学率は2022年度には83.5%に達した一方で、急激な就学率の向上により教員不足が深刻化したため、教員養成の期間が4年から9か月に短縮され、教員の質の低下が課題となっている。これまで派遣された小学校教育隊員による活動では、児童の学力向上に結び付いていないことや、数学的活動や反復学習の重要性を教員や視学官も認識しているものの、具体的な実践手法を教員が習得していないことが課題である。本件では、現地教員と一緒に数学的活動を取り入れた活動等、初等算数における児童の理解と定着を促進する指導案、教材、教具を作成し、児童の算数能力向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

任地の小学校教員や視学官と協力し、下記の活動をする。
1. 児童の学びと定着の改善を目的に、算数の授業案や教材、教具を作成し、教員と一緒に教室で実践する。
2.「1」の活動の効果測定のための小テスト等を実践し、効果を測定・検証し、教員対象の研修会で成果を共有する。
3.音楽、図工、体育のうち、隊員が得意とする教科の授業を支援する。
4.日本の小学児童との文化交流を企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先の事務机、市内の小学校施設、JICA「初等教育算数能力向上プロジェクト(フェーズ2)」を通じ導入したワークブックなど

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先長(男性、50歳代)
■配属先同僚視学官(複数名、男性、女性、30~50歳代)、活動先小学校教員(男性、女性、20歳代~50歳代)
■活動対象者(視学官、小学校教員、小学生)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員も対象とするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・任意で、教育分野のJICA専門家との情報共有、意見交換の場に参加することも可能。
・生活使用言のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・JICAの安全基準を満たす住居の数に限りがあるため、他隊員と一時的に同居になる可能性がある。