2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73022B02)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
G154 美術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
校舎外観 児童が共同制作した作品 児童の作品 児童の作品 児童の作品

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

特別支援学校/Bubanj

3)任地( ニシュ ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ニシュ郊外にある、ニシュ市特別支援学校は、1953年に教育省により聴覚障害者のために設立された公立校である。現在は聴覚障害に限らず、様々なタイプの障害者(知的障害者が多い)を受け入れている支援学校である。幼稚園、小・中・高等学校があり生徒数は190名、スタッフは117名、その内74名が教師である。学内には、学生寮も併設されており、日常生活の仕方を学ぶため、ベット数約50に対して現在約40名が寮生活を行っている。中高部には、自立支援を目指す職業訓練もある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校設立当初は、聴覚・言語障害のある生徒が多数であったが、近年は自閉症等の発達障害や重複障害のある生徒が増加しており、一人ひとりの生徒の個性を伸ばすための指導に力を入れている。特に、自閉症で聴覚障害を持つ生徒が、絵を描くことで自己表現を始めたことがきっかけで、絵画を通じて自立支援を行うことに力を入れている。昨年度には、初めて障害者児童の絵画の展覧会が国立博物館で開催され、多くの作品を展示した。校長を始め管理職は、児童に人気の高い日本文化や日本画等を学び選択肢を広げたいという要望から本要請となった。隊員は、美術の同僚教員の実施する必須の選択科目に参加し、授業を支援・指導する。生徒への日々の指導を通じて、同僚に授業の方法への助言や新しい取り組みを紹介する。現地の状況を踏まえて、配属先教員が実践可能な取り組みを紹介することが求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施する。
1.同僚教員の実施するクラスに参加し、自閉症や重複障害のある児童・生徒の指導・学習を美術授業の支援する。
2.同僚教員に自閉症児への絵画の指導方法を紹介する。
3.児童・生徒へ日本文化や日本画等を紹介する取り組みを企画・実施する。
4.様々な学校行事に参加・支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

美術室、パソコン、プリンター、インターネット

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚:
校長(男性/50代)
副校長(女性/40代)
教員74名のうち協働する同僚2名
(男性2名/30-40代/美大卒)
・活動対象者:
学校の児童・生徒、教員(選択科目は20名児童・生徒)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(美術))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-2~29℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習する。