要請番号(JL73022B03)
募集終了


3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
セルビア剣道連盟
3)任地( ベオグラード ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
セルビアでは旧ユーゴスラビアの時代から剣道がおこなわれている。同連盟は、その中核的機関として、セルビアにおける剣道の普及とレベルの向上に努めている。現在、国内に約10の剣道クラブが存在し、約200名程度が所属している。常時稽古を継続している人は150名程度であり、その内ベオグラードでは70名ほどが稽古を継続し、有段者である。1989年より欧州剣道連盟のメンバー、世界剣道連盟のメンバーでもある。年間予算は約2万ユーロ。
過去には、短期シニアボランティア1名、長期シニアボランティア2名が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
剣道連盟の歴史は長いが、旧ユーゴスラビア解体等の経緯を経た現在、競技レベルは停滞している。そのため、競技レベルの向上と、剣道を通じた心身の鍛錬と、セルビア人コーチでは伝えきれない剣道の精神を伝えて欲しいと考えている。また、剣道の基礎技術の向上、日本での経験に基づく指導技術の向上も期待されている。そのほか、セルビア人の日本に対する関心の高さを背景に、ボランティアには、同国における剣道の振興、日本理解促進の役割も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
ベオグラード市内の4つの道場を中心に配属先の同僚らと共に以下の活動を行う
1.各剣士のレベルにあった適切な指導を行う。
2.指導者層を対象に効果的な指導方法を伝える。
3.剣道人口を広めるための子どもたちへの指導を支援する。
4.剣道の精神を稽古を通じて分かりやすく伝える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場(多目的スポーツホール)、防具、竹刀、木刀など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
剣道連盟会長(男性、3段、50代)
事務局長(男性、2段、40代)
コーチ4名(男性、4段3名、5段1名)
活動対象者:
メンバー約200名(有段者70名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(剣道五段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導上必要
[参考情報]:
・居合道への関心も高く居合道の有段者であるとなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習する。