要請番号(JL73022B04)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
特別支援学校/Milan Petrovic
3)任地( ノヴィ・サド ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ノヴィ・サド市特別支援学校は、1958年に教育省により設立されたボイボディナ地区で最も大きい様々なタイプの障害者(知的障害者が多い)を受け入れている公立校である。幼稚園、小・中・高等学校があり、総生徒数は550名、スタッフは550名(内教師は220名)である。また、その他に、職業訓練やデイケアセンターやヘルスケアセンターなども併設されている。デイケアセンターは24種のワークショップが常時開催されており、利用者は100名/日程度である。学内には、学生寮も併設されており、近隣国や郊外から通う生徒のために57ベット用意がある。中・高等部には、自立支援を目指す職業訓練もある。年間予算は、約8億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年は自閉症等の発達障害や重複障害のある生徒が増加しており、一人ひとりの生徒の個性を伸ばすための指導に力を入れている。特に、中・高等学校での職業訓練の一つに、学校から約20Km離れたところにある農場で、ガーデナーやフロリストを指導している。そこでは、生徒やデイケアセンターに通う人々が、野菜、果物、花やハーブを育てている。また、育てたものを加工して販売も行っている。植物を育てることを通じて、生徒や利用者の自己表現力や個性を活かしたいと考えている。隊員は可能な範囲で、育てた植物を生花などのフラワーアレンジメントなどの付加価値の手法の教示や日本庭園の紹介などをして欲しいと期待されている。また、日々の指導を通じて、同僚に授業の方法への助言や新しい取り組みを紹介する。現地の状況を踏まえて、配属先教員が実践可能な取り組みを紹介することが求められる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と協力して、以下の活動を行う
1.自閉症や重複障害のある生徒やデイサービス利用者と共に、実践授業の農場にて植物の育て方の指導・学習支援をする。
2.育てた植物の活用方法の新しい取り組みを紹介する。
3.様々な学校行事に参加・支援する。
4.日本文化やアートを紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、インターネット、
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
校長(女性/50代)
協働する同僚5名
(30-50代/農業エンジニア2名、芸術部門3名)
・活動対象者:
学校の生徒約15名、デイサービス利用者約10名、教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・農作業経験3か月以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-2~29℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習する。