要請番号(JL73025A02)
募集終了



3代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
チャイルズハート
NGO
3)任地( ベオグラード ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2001年に知的障害者の人道支援組織として設立されたNGOである。約450名の特別支援員とボランティアが、学校や障害者施設を定期的に訪問し知的障害者約3千名を支援している。本部の事務所では約30名のスタッフが事務運営やイベントの企画、特別支援員の指導や相談を行っている。また、障害者が社会で働けるように就労支援も行っており、その一環で障害者を雇用した作業所とカフェを運営している。さらに、他の支援団体と協力して障害者向けの自立支援訓練キャンプ、障害者の社会参加促進に関する取り組みや、啓発活動を行うなど他団体と協働した活動も多い。年間予算の多くは、ベオグラード市からの助成金である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同NGOが運営する作業所とカフェが併設される施設では、知的障害者が社会参加できる場となっている。この施設では、オリジナルデザインとロゴを用いた、エコバックやTシャツ等の小物の制作や販売する作業所と併設されたカフェで障害者が就労している。配属先は同施設をより良くするため、(1)魅力的な商品開発と、(2)効果的な広報(特にITの活用)を実施したいと考えている。NGOスタッフは、特別支援教育や教育学を専攻した者が大半であるため、赴任した際はマーケティングや現場改善の知識と経験を同僚へ共有しながら、ヨーロッパや日本などの海外団体との協力モデルを築くような、プロモーションに貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と相談しながら、配属先の一員として以下の活動を実施する
1.知的障害者の理解を深めるプロモーション活動を支援する。この活動は、WebサイトやSNSのデザイン更新作業の支援も含まれる。
2.作業所とカフェの現場改善提案を行う。
3.作業所とカフェをよりよくするための商品デザイン開発やマーケティングプランを提案する。
4.海外の団体と協力関係を築き、連携や交流を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(40代、女性)
デザイナー(20代、女性)
スタッフ30名(7名男性、23名女性、22-65歳)
カフェで働く障害者 10-15名(10-40代、男女)
活動対象者:
職場の同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・現場改善の経験が2年以上(必ず)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用するため、赴任後に現地にて学習する。