要請番号(JL73025A07)
募集終了


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
ニシュ体操クラブ
3)任地( ニシャバ郡ニシュ ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ニシュ体操クラブは1975年に設立されたセルビア体操連盟所属の団体である。同クラブは「Student Class」と呼ばれる幼児(4歳程度)から20代までの若年層120~130名を対象とした、体操競技に親み生涯スポーツとして続けてもらうためのクラスと、「Athlete Class」と呼ばれるセルビア代表選手を狙うためのクラスを運営している。練習はStudent Classが自前の練習場を使用し、週6日午前9時~12時、および午後6時~9時の間で行われている。Athlete Classは、自前の練習場から徒歩5分ほどの軍隊の体育館で、週6日午後6時~9時の間で行われている。年間予算は5万ユーロ程
【要請概要】
1)要請理由・背景
ニシュ体操クラブは、多くの若者が体操競技に親しむことで、健康維持やチームワーク意識の醸成を図り、青少年の育成に貢献するとともに、生涯スポーツとしての位置づけを図ること、そして、有力選手となる可能性のある者の技能強化を図ることを目的に運営されている。そして、体操競技有力国である日本からボランティアに来てもらうことで、日本の精神に基づく練習方法や、体操に対する考え方(価値観)に触れる機会を創出し、セルビアのそれと融合することで、セルビアの体操をより良いものにしたいと考えている。また、日本の経験に基づく競技力の向上も期待されている。ボランティアは主にStudent Classの訓練生を対象とした活動が想定されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚コーチと共に、平日はStudent Classの練習生を主に指導し、同クラスの練習がない日は競技者クラスの指導を手伝う。
また、週末も大会やクラブ行事がある場合は帯同する。
2.同僚コーチと練習生に、日本の練習方法、体操に対する精神的な考え方、文化を伝え、可能な範囲でセルビアの練習方法に反映するための
提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
クラブ自前の練習場(約110㎡)、および軍隊の体育館内の練習場(約130㎡)、Janssen-Fritsen製器具(床運動、あん馬、吊り輪、跳馬、平行棒、鉄棒、平均台、段違い平行棒)など
4)配属先同僚及び活動対象者
クラブ代表者 50代 男性
クラブ運営スタッフ :女性2名(20代、30代)男性2名(30代)
コーチ:女性1名(20代)男性3名(20代、30代、50代)
内男性2名(20代と30代)はカウンターパート
生徒は4歳から20代後半、初心者からセルビア代表選手レベル。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:当国の慣習による
[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚とのレベルを考慮
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:同僚のレベルを考慮
[参考情報]:
・競技経験は高校から大学での経験であること
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では、主に現地語(セルビア語)を使用することになるので、赴任後に現地にて学習する。