2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73025B03)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
学校全景 校舎玄関の様子 教室の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

スレムスキ・カルロヴツィ高校

3)任地( ヴォイヴォディナ自治州スレムスキ・カルロヴツィ市 ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1792年創設のセルビア最古の中等教育機関であり、現在は14歳から18歳の生徒に外国語を教える外国語教育に特化した高等専門学校(4年制)である。現時点における生徒総数は537人名、教師数は86名で、日本語を含め10か国語のコースを提供している。日本語コースは2018年9月に導入され、1年生12名、2年生14名、3年生12名、4年生12名の合計50名が学んでいる。セルビア国内で日本語を正規科目として設置している中等教育機関はベオグラード語学高等専門学校と本校の2校のみ。同校HP

【要請概要】

1)要請理由・背景

2018年に開設した新規コースであり、現在日本語を教えているのはセルビア人の教師2名、および日本語教育の隊員の計3名である。セルビア人教員は教師としての経験年数が決して十分では無く、日本語の発音や文化的背景について理解が十分とは言えないため、現在活動中の隊員が派遣され、授業の質向上と生徒の学習意欲向上、ならびに日本文化に対する理解促進を目的として、母語話者である隊員がセルビア人教師を補佐している。その活動はまだ道半ばであり、引き続きセルビア人教師がより質の高い授業を自律的に行うよう支援する必要があるため、後任を要請することとなった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

日本語コースは、1コマ45分の授業が1~4年生に対して各週5コマある。隊員はセルビア人日本語教師のアシスタントとして日本語通訳の授業を補佐する。具体的には、
1.発音や会話の授業でセルビア人教師を補佐する。生徒を上手く巻き込み、発話を促すことが期待される。
2.セルビア人教師を補佐し、生徒の学習意欲を引き出し、効果的な授業を目指す。
3.授業の中で、日本の事情や日本文化を紹介し、生徒の学習意欲を高める。
4.必要に応じて、日本語コンテストや日本語能力試験への協力を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

LL教室及び教材、テレビ、PC、教科書:みんなの日本語

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:女性教師2名
20代 経験年数 4年 および 2年
活動対象者:1年生~4年生(15-18歳) 合計約50名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)人文科学 備考:当国高校教員の要件のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒へ授業を行うため

[参考情報]:

 ・実務経験は1年以上の授業実施経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動の一部および日常の生活では、主に現地語(セルビア語)を使用することになるので、赴任後に現地で学習する。