2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73025B04)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
教室の様子① 教室の様子②(中央の方は語学講師) 教室の様子③

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

ベオグラード言語専門高等学校

3)任地( ベオグラード ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1870年に設立された歴史ある公的教育機関であり、現在は15歳から18歳の生徒を対象とした外国語教育に特化した高等専門学校(日本の高校にあたる4年制の学校)である。全校生徒約670名、教員数107名で11言語を教えている。1992年から日本語コースを開設しており、各学年で1クラス(12名前後)、全学年で約50名の生徒を対象に、1日1コマ(45分)、週5コマの授業を2名のセルビア人日本語教師が分担して教えている。2010~18年までシニア海外ボランティアが日本語教師として派遣されていた実績もある。同校HP

【要請概要】

1)要請理由・背景

日本語の授業はセルビア人日本語教師によって行われているが、概して高いレベルを有しており、授業を行う上では支障はない。しかし、日本語コースの生徒は漫画・アニメなど日本のサブカルチャーを通じて日本語習得への強い動機を持っているものの、就職など将来の進路に日本語が直接役立つ機会が多くないため、4年間意欲を維持させることが課題となっている。そこで、アシスタントとして授業に参加し、日本人と日本語で話す機会を生徒に持たせて学習を強く動機づけるということが、隊員に期待されている。また、会話、発音を中心に日本語母語話者の補佐を得ることで、より質の高い効果的な授業の実現が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員はセルビア人日本語教師のアシスタントとして、日本語の授業を補佐する。具体的には、
1.主に発音や会話の授業でセルビア人教師を補佐する。生徒をうまく巻き込み、発話を促すことが期待される。
2.日本事情や日本文化を紹介し、生徒の学習意欲を高める。
3.授業前後の打ち合わせや自主教材開発を通じて、セルビア人教師と協力して教授能力向上を目指す。
4.現地で行われる日本語スピーチコンテストや、日本語能力試験への学習対策を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プロジェクター、視聴覚室の音響機材、教室に保管されている日本語教材、書籍、教科書:みんなの日本語

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:女性教師2名
40~50代 経験年数 10年以上

活動対象者:1年生~4年生(15-18歳) 合計約50名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)人文科学 備考:当国高校教員の要件のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒へ授業を行うため

[参考情報]:

 ・日本文化紹介活動の経験があるとより良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動の一部および日常の生活では、主に現地語(セルビア語)を使用することになるので、赴任後に現地で学習する。