要請番号(JL73025B07)
募集終了
3代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
柔道クラブ キネジス
3)任地( ニシャバ郡ニシュ市 ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
柔道クラブ キネジスはセルビア柔道連盟に所属しており、クラブの有力選手は同連盟が組織する代表チームの一員として各種の国際大会で活躍している。また、講道館で稽古した経験を持つコーチもおり、技能だけでなく嘉納治五郎師範の精神に強く影響を受けている。そして、当クラブでは5歳程度の子供から50代以上の大人まで、幅広い層が学んでおり、柔道は人気のスポーツでもある。日々の練習はニシュ大学体育学部構内にある柔道場を使用しており、大学の柔道関係者と協働することも多い。当クラブの年間予算は約5万ユーロ。クラブのインスタグラム
【要請概要】
1)要請理由・背景
当クラブでは、所属している選手・訓練生全員の総合的能力を向上させ、セルビア全体の柔道をより良いものにしたいと考えている。その方策の一つとして、柔道のルーツである日本から隊員に来てもらい、嘉納治五郎師範の精神に基づく価値観(道徳観)を促進し、セルビア人コーチでは伝えきれない柔道の精神を伝えてほしいと考えている。あわせて柔道の基礎技術の向上、日本での経験に基づく指導技術の向上と、隊員の可能な範囲での他のクラブも含む指導者向けのセミナーやワークショップの実施も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員はクラブの指導者と共に、平日は1コマ2時間のクラスを午前中1コマ、夕方に2コマ指導する。また、国内で開催される地方大会や全国大会、および、周辺国やヨーロッパ域内での開催を含む国際大会などにも選手指導のため帯同する。主な指導内容は以下のとおり。
1.同僚コーチと共に、クラブに通う選手・訓練生への指導をおこなう。
2.柔道の根底にある精神的な考え方、文化を伝える。
3.国内大会や国際大会、および、他国のチームとの合同練習に帯同・指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(20m×10m)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート:(大学コーチ):男性 30代
セルビア代表コーチ:50代 男性
ユースコーチ:男性3名(40代、20代2名)
活動対象者:5歳から30代 50名程度 初心者からヨーロッパ選手権代表レベルの訓練生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:同僚のレベルを考慮
(指導経験)3年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では主に現地語(セルビア語)を使用するので、赴任後に現地にて学習する。





