2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74521A01)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
10代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省

2)配属機関名(日本語)

ビシュケク国立大学

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1975年に言語人文大学として発足し2019年に現在の名称に変わった。学部は9つあり、そのうちの一つである東洋国際関係学部で日本語が学ばれている。東洋国際関係学部の主専攻は、アジア諸国の言語、政治、歴史、国際関係であり、専門研究のための言語として、日本語、韓国語、トルコ語、アラビア語、ペルシャ語のいずれかを第一外国語として専攻する。同校では、韓国、トルコ、イランからのボランティアも活動している。全学生数は約6,700名、日本語専攻の学生は約170名。日本語教師は6名おり、いずれの教師も日本語能力試験N1レベル、修士課程を修了し日本での研修や留学を経験している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はキルギス国内における日本語教育の最高峰であり、学生は毎年実施される国内の日本語弁論大会で優秀な成績を収め、その入賞者は中央アジア弁論大会に参加している。日本語授業での指導だけではなく、日本語学として日本語を学ぶ学生へのサポートも期待されている。隊員は日本文化(文学、生け花、書道、着付け、日本料理等)に親しむサークル活動や、大学の行事「ビシケク大学国際フェスティバル」での日本語の音楽劇への貢献も大きい。これまでも本大学には隊員を派遣してきたが、最新の日本語教育事情を取り入れるためにも継続的なネイティブスピーカーからの指導が求められ要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・学生への日本語指導
・日本語弁論大会参加学生に対する添削や指導
・日本語能力試験対策支援
・学生サークル活動やイベントへの助言と協力
・教員による共同研究やキルギス日本語教師会の活動のサポート
・学年度末の成績評価、卒業論文及び修士論文審査の補助
(日本語授業数は全学年週5コマで各コマ80分。各学年の日本語クラス数は2~4クラス、各クラスの生徒数10~20名前後)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、コピー機、プロジェクターとスクリーン、OHP、CDプレーヤー、事務用品、教材(『J.BRIDGE』、『Basic Kanji』、『上級へのとびら』、『毎日の聞きとり50日』)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
東洋国際関係学部長(60代)
日本語教師6名(全員女性、20代~30代、教員歴2~16年、日本語レベル全員N1)
助手1名(20代、日本語レベルN1)
活動対象者:
日本語専攻学生約170名

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)人文科学 備考:大学の方針

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学生へ指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日本の歴史・地理・政治・経済・社会・文化などの教養知識があれば望ましい。学部または大学院での専攻分野は、言語学・日本学・日本語教育学・外国語教授法・コミュニケーション論が望ましい。