2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74522A16)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立母子総合福祉センター

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1995年に設立された小児医療の中心的役割を担う国立病院。病院の所在地名から通称「ジャル病院」と呼ばれている。28の診療科目があり、全国各地から小児患者が家族と共に訪れ、入院・通院を行っている。年間利用者は、約1万2千人。リハビリテーションに関しては、0歳から16歳を対象に薬物療法、物理療法、マッサージなどの治療を行っている。また、全国の病院スタッフを対象としたセミナーを開催し、地方病院の質の向上に貢献している。1996年に日本からの無償資金協力によりレントゲン機器や車両が供与された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キルギスにおけるリハビリテーションは、旧ソ連時代の制度・方法が主流であり、症状に関わらず、一律に10日間の入院もしくは通院と1か月の家庭療育を1セットとして実施されている。患者の症状に応じた多様な治療方法の導入については、未だ改善の余地がある。キルギスでは、作業療法士の国家資格はなく、人材育成に関してもOJTによるところが大きく、これまでもJOCVが実施するセミナーによって、リハビリスタッフのスキルアップが図られてきた。2008年から2018年までに、理学療法士3名、作業療法士4名が活動していた。隊員は、配属先病院のみならず、全国の病院やNGOへの貢献が期待できることから要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1. 実際に患者への作業療法を通して同僚スタッフへの技術指導を行う。
2. 障害者の保護者に対して日常的なリハビリトレーニング方法を紹介する。
3. キルギス国内から研修に訪れる他の病院スタッフ向けのセミナーを開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バランスボール、パズルマット、玩具、段ボール椅子、歩行補助具等。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:小児科医1名、リハビリトレーナー3名(女性2、男性1,20代)

活動対象者:障害児(0歳~16歳)、地方病院スタッフ

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導があるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】