2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74525A10)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
11代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省

2)配属機関名(日本語)

ビシュケク国立大学

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1975年に言語人文大学として創設、2019年に現在の名称に変更された。10の学部と付属のカレッジを有し、そのうちのひとつである東洋国際関係学部では、アジア諸国の言語・政治経済・歴史・国際関係を主専攻とし、専門研究のための言語として日本語を始め韓国語・トルコ語・アラビア語等が学ばれている。全学生数は約20,000人、うち日本語専攻の学生は約110人で、日本語能力試験N1レベルの講師6名が指導にあたっている。10代目となる日本語教育隊員が2024年12月まで活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はキルギス国内における日本語教育の最高峰であり、日本語教師養成機関としての役割も担っている。学生は毎年実施される国内の日本語弁論大会で優秀な成績を収め、その入賞者は中央アジア弁論大会に出場している。隊員には授業での日本語指導だけでなく、指導内容の向上を目的とした同僚講師との知見共有、日本への留学を希望する学生へのサポートも期待されている。過去派遣された隊員は、日本文化(文学・生け花・書道・着付け・日本料理等)に親しむサークル活動や大学の各種行事にも取り組んできた。生きた日本語や最新の日本事情に触れるにはネイティブスピーカーによる指導が不可欠との観点から本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の状況を把握した後、自身が貢献できる活動を提案する。
1. 学生への日本語指導及び日本事情紹介(週18コマ前後、初級~中上級)
2. 学部及び院生への研究指導(日本語学・日本語教授法)
3. 学生のサークル活動やイベントへの助言と協力
4. 日本語教育普及活動にかかるキルギス日本語教師会との共同事業への参加
5. 学年度末の成績評価、卒業論文及び修士論文審査の補助

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教材(授業では主に「J.BRIDGE for Beginners」、「上級へのとびら」を使用)、机、椅子、PC、コピー機、プロジェクター、スクリーン TV、OHP、CD プレーヤー、その他文具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本語日本文学科 学科長(40代、経験年数19年)
日本語講師5名、助手1名(20代~40代、経験年数1年~13年)

活動対象者:
日本語専攻学生約110人

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)人文科学 備考:大学教員資格として修士が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:学生へ指導するため

[参考情報]:

 ・教師に対する指導経験があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日本の歴史・地理・政治・経済・社会・文化等の教養知識があれば望ましい。大学または大学院での専攻分野は、言語学・日本学・日本語教育学・外国語教授法・コミュニケーション論であると望ましい。