要請番号(JL74525A25)
募集終了

2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
イシククリ州統合病院アクスー・リハビリテーションセンター
3)任地( イシククリ州アクスー村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、イシククリ州のトップリファラル病院であり2次医療施設に位置づけられる総合病院の分院である。リハビリテーション(以下リハ)に特化し、同センターの温泉浴を活用したリハを受けようと全国から患者が訪れる。医師、看護師他事務員含め職員数は83人。受け入れる患者は1歳~18歳までで脳性麻痺患者が9割になる。病床数は100床、2024年には約2,360人に治療を行っている。過去に1名の隊員派遣(理学療法士、2017年~)があり、同隊員は患者への運動療法の実施と保護者へのアドバイス、同僚に対し勉強会を開催し知識共有に努めた。JICAが過去に医療器材の支援も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キルギスでは、未だ旧ソ連時代のリハ(物理療法が主流、症状に関わらず一律半年に1回10日程度の入院)が行われており、患者の症状に応じた治療の提供には改善の余地がある。医師の処方を受け、現場で主力として患者に施術するのはマッサージ師及び運動療法インストラクターであり、彼らのリハ関連知識は日本の作業療法士(OT)・理学療法士(PT)より少なく世界的な流れからも遅れている。日本のリハに関して知見共有を受けたいと派遣要請があげられた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.患者に対して理学療法を行う。
2.退院後に自宅でできるリハや環境調整について、患者及びその家族にアドバイスする。
3.日本の理学療法について同僚医師、看護師、セラピストに対して勉強会を開催し知識と技術を共有する。
4.その他、病院のリハビリ体制の改善策を提案し実践してみる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス等一般的な事務機器。マット、ボールほか理学療法に必要なもの(添付写真参照)。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・セラピスト(運動インストラクター):4名、男性3名、大卒、経験2年~10年
活動対象者:患者及び同僚
・患者は1歳~18歳までで脳性麻痺患者が9割
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はカラコル市内でアパートを借りてのバス通勤を想定。