2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL75425B02)

国名
タジキスタン
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健社会保護省

2)配属機関名(日本語)

国立小児リハビリテーションセンター「チョルボグ」

3)任地( ヴァルゾフ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

4~18歳の小児約200名が長期入所する国立ハビリテーションセンターの一つで、患児へのリハビリテーション訓練と家族指導を行う3週間の母子一時入所サービスを常時提供している。入所者の症状別内訳は、脳性麻痺が最も多く、中枢神経麻痺、出生後麻痺、小児精神病、てんかん、ダウン症、小頭症、自閉症、筋ジストロフィー等である。施設内には、寝室40部屋、理学療法室、マッサージ室、作業療法室、センソリー室、水治療室、電気治療室、パラフィン浴室等がある。施設の主たる活動は、障害のある小児への治療とリハビリテーションサービス、教育、より良いケアの提供である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2019年に短期シニア海外ボランティア(理学療法士)が派遣され、理学療法に携わる医療スタッフの知識や技能は大きく改善し、理学療法サービスの質も向上しているが、引き続き同僚への実技指導や勉強会等を通じて正しい理学療法の実践と定着を支援するため本要請が出された。2022年度に国立医療専門学校内に国内初の理学療法士養成学科が設立され、2026年7月に最初の卒業生を送り出す。当センターへの配属も予想され、同理学療法士の指導も期待されている。2024年度2次隊にて作業療法士隊員が派遣され、作業療法でのリハビリテーション普及に取り組んだが、当センター入所部門では重症心身障害児のための理学療法ニーズが高いため、センター管理者とも検討し、理学療法士の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 配属先医療スタッフの理学療法にかかる能力強化を行う: 実技指導、勉強会の開催等。
2. 障害児の家族に対して、適切な姿勢や運動方法など家庭療育の指導を行う。
3. 医療スタッフや障害児の家族向けの教材・啓発資料を作成する。
4. 近隣のリハビリテーション施設向けに、正しい理学療法に関する啓発活動を行う。
5. 新人理学療法士に対する指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種運動療法器具(平行棒、バランスボール、起立台、肋木等)、アンプリ機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・センター長(50代)、管理スタッフ小児科医、精神科医、神経科医等6名
・リハビリ分野に従事するスタッフ;作業療法士2名、理学療法士3名、ソーシャルワーカー21名、看護師
活動対象者:
・配属先同僚及び入所する障害児・者とその家族

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚と同等レベルが求められるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語は現地公用語であるタジク語となる。
訓練言語はロシア語となる予定。