要請番号(JL76317A01)
募集終了

4代目
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立障害者リハビリテーションセンター
3)任地( タシケント ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
障害者のための社会復帰支援を目的とした保健管轄の病院で、タシケント市内2か所に分かれて存在し、内一つは200床を有し、主に整形外科疾患の治療のほか、神経、循環器疾患などの患者にも対応している。理学療法科では医師2名と看護師7名が物理療法、運動療法を実施している。2010年JICAによりリハビリテーション機材が供与され使用されている。2016年9月まで3代目のボランティアが主に運動療法に焦点を当て活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では理学療法士は専門職としての資格が存在せず、医師の処方に沿って看護師が実施している。入院期間が約2週間と短期間に制限されているため、リハビリ処方は患者集団に対して画一的に行っており、患者の状態に沿った効果的なリハビリテーションの導入が課題となっている。同センターには、2010年8月からボランティア派遣が開始され、それまで実施されていなかった最も重要な急性期の患者へのリハビリテーション導入を目指し、疾患別の評価を加えた個別プログラムの導入による同僚スタッフへの技術向上や、退院後も患者自身で継続できる運動療法指導を導入した。脊髄疾患病棟を含む複数の病棟に積極的に関与した前任者の活動が評価され、ボランティアによる継続した協力を求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 急性期の患者へのリハビリテーション実施要領を導入する。
2. 慢性期の患者に対して、退院後に患者自身で運動療法が出来るよう、指導する。
3. 疾患別の評価を加えた個別運動プログラムを策定する。
4. 患者のリハビリ記録システム、集計の導入を行う。
5. 患者の家族へのコンサルテーションおよび自宅でも可能な運動療法の紹介や介護への助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手指運動器、レッグプレス、トレッドミル、エルゴメーター、平行棒、肋木、牽引装置、握力計、低周波治療器、超音波治療器、赤外線治療器
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(男性60代)副センター長(男性50代)
理学療法科チーフ(男性50代)
運動療法看護師2名(女性20代、男性20代)
他、医師5人、看護師20人
運動療法室利用者数は1日平均 50人
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)