要請番号(JL76323B10)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
就学前教育・学校教育省
2)配属機関名(日本語)
シルダリヤ州教師研修センター
3)任地( シルダリヤ州グリスタン市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のシルダリヤ州教師研修センターは、現職教員が年間36時間受講しなければならない教員研修(1週間)、教員が担当教科を変更するための研修(約半年間)、大卒の人が教員となるための研修(約7か月間)を実施する、シルダリヤ州の教員や教員を目指す人のための機関である。センターが休みの7・8月を除くと通年で研修が行われている。研修時間は9:00~14:00。今までに隊員派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウズベキスタンでは2016年から教育改革を実施しており、公教育における質の改善を図るため、教員の能力強化にも重点を置いている。しかし、公立学校(小中高一貫教育11年制)では、自ら進んで研究し生徒主体の魅力的な授業を実施しようと考える意欲的な教員は多くない。活動先では、海外の教授法なども積極的に取り入れて、より効果的な研修を実施したいと考えており、シンガポールからポジティブ・シンキングを教える講師を招待した実績もある。隊員が、日本での教員経験をもとにわかりやすい数学の教授法・効率よい授業進行、生徒主体の授業方法などを直接現地の教員に伝えることにより、教員のモチベーションアップや授業の質の向上を目指していきたいとの要望があり要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と相談し、以下の可能な活動を行う。
1. 教員研修の数学教師グループに対する講義実施(コマ数、担当講義の内容は配属先と相談し決定)
2. 教員研修の教材や内容、評価方法に関する提案・助言
3. 州内各郡で実施される教員向けマスタークラスセミナーへの同行支援
※研修は教育省、シルダリヤ州教育局が作成したカリキュラムに従い、講師が教材を選定、または作成し実施される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、ホワイトボード・黒板、校内のスペース、PC、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
活動先同僚:センター長(40代男性)、副センター長(40代女性)、講師30名(うち数学講師は2名、常勤15名、非常勤15名、30才~70才、教員経験5年以上、修士以上)
活動対象者: 研修受講者(小・中・高校の数学教師、1グループ25人以下 *主に中学教師に対する講義を行う予定)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:同僚と同等レベルが求められる
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員指導のため
[参考情報]:
・教員研修または教員指導の経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)