要請番号(JL76323B11)
募集終了
・2024/2 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
就学前教育・学校教育省
2)配属機関名(日本語)
タシケント55番学校
3)任地( タシケント州タシケント市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある11年制の小・中・高一貫校で2018年に設立された。ウズベク語で授業が行われている。生徒数約1000名、教職員数約60名。2部制で授業が行われており、生徒は8:00~12:55、13:00~17:55に分かれて授業を受けている。JICAの技術協力プロジェクト「就学前教育におけるインクルーシブ教育」のパイロット校である。インクルーシブクラスが7学級あり、JICAの研修を受けた教員2名を含む5名の教員が担当している。障害児は、現在、1年生が3名、2年生が3名、3年生が6名、5年生が2名。障害の種類は発達障害、聴覚障害、自閉症などである。今後も障害を持った子供が他の学校から編入してくる可能性がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウズベキスタンでは2020年9月承認の教育法及び同年10月の大統領令に基づき、初等教育では既にインクルーシブ教育の導入が進められている。JICAでは2021年11月より、技術協力プロジェクト「就学前教育におけるインクルーシブ教育実践強化プロジェクト」を実施し、インクルーシブ教育に関する教員研修のトレーナーの能力強化、現職教員研修プログラムの開発を行っている。技プロの研修に参加した教員が勤務する55番学校から、障害がある子どもへの生活支援や学習指導等について、より効果的な実践ができるよう、日本の当該分野における先進的な指導法について学びたいとの要望があり今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先や同僚と連携しながら、以下の活動を行う。
1.同僚教員をサポートしながら、インクルーシブクラスの学級運営を支援する。
2.上記支援を通して教員に気づきを促し、改善の方向性をともに検討する。
3..教員や親に対して、障害児への対応や支援方法に関して指導する。
4.省傘下の診断センターと連携し、配属校以外でもインクルーシブ教育の促進のための支援、啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、教室、ホワイトボードなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(女性、50代)、インクルーシブクラス担当教員7名(女性、30~40代)、特別支援教育専門家1名(女性、20代)、心理学専門家1名(女性、20代)
活動対象者:7~11才の児童(1クラスに約30人、障害児3人ほど)、教員(30~50代)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:同僚が全員女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく実践力を要する
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タシケント市内の290番学校で、同じ活動内容、同職種の隊員派遣を予定している。