要請番号(JL76325A04)
募集終了

2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
オリンピック・パラリンピック・スポーツトレーニングセンター フェルガナ校
3)任地( フェルガナ州フェルガナ市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校はウズベキスタン全国に配置されているトレーニングセンター(旧:オリンピックカレッジ)の一つで、中学から高校年代の生徒が通い、通常の学校の学習科目に加え、専攻するスポーツ競技に重点的に取り組む学校。特に優秀な選手は更に2年間同校に残り育成される。フェルガナ校は2003年設立。教職員数約76名、生徒数約480名。水泳、ウェイトリフティング、カヌー、アーチェリー、卓球、テコンドー、ボクシング、サッカー、柔道、体操、新体操、テニスなど、オリンピック競技を中心に合計25種目が教えられている。同校には、これまで1名の水泳隊員が派遣されたことがあったが、新型コロナ感染症拡大の影響で支援が中断となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校生徒はナショナルチームレベルの16-17才、および学業と両立し水泳に取り組む12-15才の2グループに分かれており、月曜~土曜日まで、一日に2コマの水泳授業が行われている。所属コーチは、生徒の成績向上につながる有用な知識への意欲が高く、これまで首都で開催される海外有名コーチのセミナーにも積極的に参加してきた。長距離を得意とするロシアのメソッドではなく、欧米式の短距離メソッドに沿って指導を行いたいと考えているが、現コーチの指導では限界があるため、チャンピオンを育成するための指導と実演ができる協力隊員が求められている。 さらに、地域の子供達500名が週3回の水泳クラスに通ってくるため、裾野を広げる活動として指導することも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先コーチと協議し、以下の活動を行う。
1. 同校の生徒に対し、成績向上につながる新しい水泳技術を実践で示しながら指導する
2. 同校の生徒に対し、基礎トレーニング方法および、選手に必要な栄養管理について指導を行う
3. プールへ通う地域の子供達(8-18才)に、水泳の基礎知識を指導する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
屋内温水プール(50m x 21m)、 筋力トレーニングマシーン類
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
水泳コーチ2名(40代男性/経験20年、30代女性/経験14年)
活動対象者:
センター内の水泳専攻生徒約10名(12才~20才)
地域の子供達約500名
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)3年以上 備考:実績が求められているため
(指導経験)2年以上 備考:指導経験あれば尚良い
[参考情報]:
・最近の水泳技術指導ができる知識が必須
・選手に必要な栄養管理指導ができれば尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コーチはウズベク語、ロシア語、英語が理解できるが、生徒はウズベク語のみのため、ウズベク語での活動がメインとなる。
校内にはパラリンピックを目指す障害者が在籍する可能性はあるが、本隊員活動の対象外となる。