要請番号(JL76325A12)
募集終了

6代目
・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・科学・イノベーション省
2)配属機関名(日本語)
サマルカンド経済サービス大学
3)任地( サマルカンド州サマルカンド市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は、観光都市サマルカンド市内に2004年に設立。3学部(経済・経営学部、観光サービス学部、銀行・金融学部)、14学科を有する。総学生数は約2000名、観光サービス学部の教員数は約20名。
サマルカンド市は、シルクロードのオアシス都市として知られ、青を基調としたイスラム建築や星空の景色から「青の都」「東方の真珠」と言われている。中国、ヨーロッパ、アラブ、ペルシア、インド、ロシアをつなぐ文化交差路であり、2001年に世界遺産に登録された。また、2023年の世界観光機関(UNWTO)の第25回総会でサマルカンドが世界文化観光首都の地位を与えられ、今後観光の拠点として一層の発展を計画している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国には世界遺産をはじめとする多くの観光資源が存在するが、観光業界の人材不足や制度上の規制などにより、観光開発の立ち遅れが見られる。同大学をはじめ、人材育成のための教育機関がいくつか存在するものの、観光業務の実践を指導できる人材はまだ少ない。そのため、同大学では、これまで海外協力隊が6代にわたり講義を受け持ち人材育成を行ったほか、地域観光のガイドツアー育成や旅行者と学生との交流プログラムなどを行った。このような取り組みの、主に教育面における発展、および地域産業活性化の支援が求められ、協力隊員派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 国際観光サービス学科の学生を対象に、自身の経験や知識を生かした内容を授業で紹介する。
2. 配属先と調査・分析した結果を踏まえ、大学や観光産業界、観光委員会等に対してツーリズム活性化のための提案を行う。
3. その他、サマルカンド観光産業界全体へ公共的に貢献できることを、可能な範囲で地域の観光セクターに関わる複数の商店、飲食店、職人工房、旅行代理店等と連携して実施する。(1社ではなく、複数の同業者に等しく有意義な活動、仕組みづくりに携わる)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
国際観光サービス学科で授業を担当する教員2名
活動対象者:
国際観光サービス学科の学生(約20名)
サマルカンド観光セクターに携わる地域住民
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な指導が必要となるため
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・旅行業の経験があると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)