要請番号(JL76325B01)

4代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
司法省
2)配属機関名(日本語)
イチャン・カラ国立博物館保護区
3)任地( ホレズム州ヒバ市 ) JICA事務所の所在地( タシケント )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ユネスコ世界遺産であるヒバの城壁都市とその周辺の観光資源を開発・振興する目的で設立された、インフォメーションセンター兼、保護事務局。世界遺産だけにとどまらない観光ルートの開発や観光業関係者のサービス向上に努めている。周辺遺産のリノベーションや研究者との交流として、京都大学との協力関係もある。2005~07年、2014~18年頃に計3名の観光隊員が同市内で活動を行っていた。配属先ウェブサイト
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヒバの旧市街イチャン・カラは1990年に世界遺産登録され中央アジア有数の観光地となっている。しかし、観光客は短期滞在で他都市へ移動してしまう傾向があるため、ホレズム州内の滞在日数を伸ばし、イチャン・カラ以外の周辺遺跡への訪問者数を増加させることで地域経済活性化につなげたいと考えている。他方で、近年生じているホテル不足問題もジレンマであるほか、建造物ごとの案内表示版の不足や、整備待ちとなっている周辺の遺跡が150以上あることも今後の課題である。観光資源を有効利用し、観光業関係者だけでなく地域住民の新たな雇用創出や収入増加につながる観光開発が望まれるが、同組織内には課題に取り組む人員が不足しているため、課題解決に自発的に行動できる海外協力隊が求められた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
下記の活動について、可能な限り隊員単独で現地協力者を見つけながら実施する。
1. 世界遺産イチャン・カラ内の観光客向け案内、情報ツールの改善。特に、ホログラム等のデジタルツールの導入を行う。
2. ホレズム州における観光地および観光ルートの開発とPR
3. 観光業関係者(レストラン、ホテル、ガイド等)に対するサービス向上のための講習会の開催
4. 日本人観光客増加のためのマーケティング、広報活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:副所長(40代)、スタッフ(30代)
活動対象者:
ヒバ観光セクター関係者
(観光委員会、商店、ホテル、飲食店、工芸品職人等)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・QRコード、ホログラム等の導入経験尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現在、2025年2月からJICA専門家(持続可能な観光開発アドバイザー)がタシケントに配置されている。