2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76622A01)
募集終了

国名
ジョージア
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学・文化・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

イリヤ大学文理学部付属児童発達支援センター

3)任地( トビリシ ) JICA事務所の所在地( トビリシ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

児童発達支援センターは、2011年にイリア州立大学の協力を得て、障害のある子どもの親と現場の専門家のグループによって設立された。さまざまな種類の知的・コミュニケーション障害のある約300人の子どもたちがおり、そのうち約160人が自閉症スペクトラムの子どもたちである。 センターは、①早期インクルーシブ教育支援プログラム、②出生から5歳までの子どもを対象とした早期介入プログラム、③2歳から18歳までの子どもを対象とした自閉症プログラム、④12歳から18歳までの子どもを対象としたライフスキル・トレーニング・プログラムの4つのプログラムで構成されている。また、このセンターは将来の専門家となる言語聴覚士、臨床心理士などの実習先としても機能している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ジョージアでは十分な経験と資格を持った言語聴覚士が不足している。AAC(Augmentative and Alternative communication 拡張・代替コミュニケーション)の分野は発展途上であり、コミュニケーション障害を抱える子供たちに対する必要な支援を行うためには、十分な知識と経験を持った専門家による技術サポートを必要としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

児童発達支援センターの言語聴覚士の仕事を指導、サポートし、一緒に指導業務を行いながらオンザジョブトレーニング&コーチングを行う。子供たちへの個別支援計画の作成に関わるサポート、個別のAACプログラムの作成や子供向けの教材開発の支援。言語聴覚士の学生とのセミナーやミーティングの実施による技術面や精神面でのサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

子供たちの支援、治療のための部屋、スタッフとの会議スペース、学生とのミーティング用の会議室

4)配属先同僚及び活動対象者

同職種の言語聴覚士は5名在籍している。大学院卒が1名、学卒が4名、年齢は24歳から37歳。言語指導の対象となる児童は100名ほど在籍している。
上司はセンターの所長であるNino Tsintsadze博士(1971生)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)
    (養護教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学識が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導・助言が必要

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

児童発達支援センターは2011年設立と比較的に新しい組織であるが、大学付属の専門性の高いジョージアを代表する発達障害児センターである。同時期に公募予定の作業療法士隊員とも連携して活動することが期待されている。