2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76622A06)
募集終了

国名
ジョージア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境保護農業省

2)配属機関名(日本語)

ボルジョミ・カラガウリ国立公園管理総局

3)任地( ボルジョミ ) JICA事務所の所在地( トビリシ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ボルジョミ・カラガウリ国立公園は1995年にジョージアで最初の国立公園として設立された。国土の1%以上にあたる851㎞2の広さがあり、3000mを超える山岳地域、湖、森林が豊富で、多種多様の動植物が生息する。この国立公園を運営管理する管理総局では、地域に生息する多様の動植物の保護と管理だけでなく、自然を生かした観光、健康スパやスキー場などの様々なリクリエーションの機会を提供するとともに、環境教育にも力を入れている。管理総局は保護局と管理局の2つの部局とビジターセンターがあり、87名のフルタイムスタッフが勤務している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

広大で山岳地帯だけでなく森林や湖、草原など様々な自然相を含む地域で動植物の保護や管理は容易でないものの、観光地としても大きな可能性を持っている。当国立公園は首都のトビリシにも近いことから、国の環境教育の拠点になることを目指しており、子供たちを含めた国民の環境教育のフィールドとしての発展が期待されている。国立公園管理総局では、自然や自然環境を学べる様々な教育プログラム(2時間から終日)の企画、教材の開発、担当するスタッフの育成などを担えるスタッフが日本からボランティアとして参加してくれることを期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.国立公園にある動植物、自然環境のアセスメント、評価及び既存の関連施設、設備、案内や説明資料の評価
2. 国立公園の自然資源をベースにした教育(自然紹介)ツアーの企画(子供や学生、大人など対象別の数種類の企画)
3. 教育ツアーのための見本、参考事例となるようなビジュアル教材の開発
4.教育ツアーに関わるスタッフ育成のための研修の企画・実施。関係スタッフのチームビルディング

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、専用のラップトップPC,カメラ、共用のプリンター、スキャナー

4)配属先同僚及び活動対象者

管理総局には保護局と管理局併せて87名の常勤スタッフと6名の契約スタッフが勤務している。管理局にはビジターセンターが含まれ、隊員は管理局に配属となる。
管理局は局長他12名のスタッフがおり、全員が大学卒以上で年齢は28歳から57歳。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:若手スタッフの指導を含むので

[汎用経験]:

 ・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験

 ・自然保護やエコガイドに関連する活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

管理局総局のあるボルジョミは温泉のある有名な観光地で、1年中を通して多くの観光客が訪れる。国立公園内にはバクリアニという大きなスキー場もある。
本件要望は「環境教育」「観光」がセットとなっており、同じ国立公園の管理総局で協働して活動を行う。児童や学生向けの環境教育プログラムの作成や実施を担う「環境教育】隊員と観光プロモーションや観光客向けのプログラムの作成や実施を担う「観光」隊員が共通のリソースを活用し、協力してそれぞれの役割を担うことが期待されている。