【配属機関概要】

3）任地（ アフメタ ） JICA事務所の所在地（ トビリシ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、カヘティ地域のチェチェン難民と国内避難民の深刻な人道危機に対応することを目的として、2008 年に設立された。 その後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR )の支援を受けて、難民と脆弱なコミュニティ支援のための統合プログラムを実施してきた。 2014年から、対象地域・者といった事業範囲を拡大し現在に至っている。現在、メイン オフィスに 17 人の専門家を雇用、パンキシ渓谷全体のさまざまなコミュニティ教育センターに 37 人の受益者を雇用し、生活基盤がぜい弱な若者、女性、その他のグループの、貧困削減、能力強化、権利回復を支援するために活動している。年間予算は約70万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

本要請は、2014 年以来 KRDF の主要なドナーの 1 つであるUN WOMENとの連携案件である。青年海外協力隊員による、若年層や女性グループ向けの現地に根付いた新たな取り組みにより、参加者の日常生活が活性化することを期待されている。そのことが、現在実施中の「南コーカサスにおける女性の経済的エンパワーメント」プロジェクトー女性、特に貧困層や社会的に排除された女性が、スキル、経済的機会、関連情報を利用して、自営業や正式な労働部門に参加できるようにするー推進にも資するものと考えられている。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

同僚スタッフとの協議やコミュニティの関心を考慮しつつ、隊員の経験や特技にあわせて、主として若年層、女性と少女を対象にしたプログラムを企画運営する。その目的としては青少年層の健全育成とあわせ、人々を配属先の活動に意欲的に参加させることを目指すものである。例としては、
1.英語と日本語を教える語学学習活動。
2.音楽や図工などの活動。
3.ダンスやエクササイズ、スポーツなど,身体を動かす楽しさを伝える活動。
※その他、配属先が実施中のプログラムに対する支援。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

メインオフィスに執務スペースを設置

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
プロジェクト マネージャー、コーディネーター、財務スタッフ (財務担当者、マネージャー)、アシスタント、モビライザー、技術スタッフなど計19名(20～50代 学士、修士)
活動対象者:
地域住民 若年層グループ(学齢)、女性グループ(20～40代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・実務経験は類似の青少年を対象とした活動

　・実務経験はインターンシップも含む

【地域概況】

【特記事項】

主要ドナーに対して(UN WOMEN)活動内容の定期的な報告業務が義務となる。ドナー関係者や同僚とのコミュニケーションは英語を使用する。生活使用言語であるジョージア語は、現地語学訓練を実施する。