2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76623A06)
募集終了

国名
ジョージア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハシュリ市役所

2)配属機関名(日本語)

ハシュリ市役所幼児教育課

3)任地( ハシュリ ) JICA事務所の所在地( トビリシ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハシュリ市は、ジョージア中部の幹線高速道路沿いの都市である、市町村としてはジョージア国内で9番目に人口が多いとされている。当国では就学前教育は教育省の直接管轄ではなく、地方公共団体に委ねられている。配属先部署は、同地域における幼稚園(21園)と、障害のある未就学年齢の児童たち向けのセンター(2か所)を管轄し、すべての子供たちに質の高い就学前教育を提供することを目指している。今回、幼児教育と作業療法士2職種について、同時に要請があがっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育省が直接に管轄していない経緯もあり、全土での就学前教育の質の向上は、ジョージア政府としても課題の一つと考えている。JICAは、教育省の当該部署に教育政策アドバイザーとして個別専門家を派遣している(2022年6月~)。本配属先は、協力隊員による現場の活性化支援として、教育省の同部署が定める就学前教育強化パイロット地域の中から選定されたものである。配属先を訪問した際に、幼児教育のみならず、同課が担当している障害児向けセンターへの協力隊員派遣について、市長、市議会議長も交え強い要請があった。かつては家庭内に囲い込まれていた障害のある子供たちに対して、教育機会を提供することに力を入れており、センターの施設拡充も決定している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

通所対象年齢は2~6歳(幼稚園と同じ)、当初活動が想定される園隣接のセンターでは現在約50名が在籍し(園内外)、多くは自閉症傾向の児童。在園児童は、全日園滞在は難しいため、半日程度を園で過ごし、タイムテーブルに従って通所する。特別支援教育を専攻した教師と理学療法士、アシスタントスタッフと協議しながら以下の活動を行う。
1.現行プログラムへの幼児期作業業療法的視点の導入(日常生活、遊び、家族へのサポート)、及び導入のための指導法や教材教具の紹介提案。
2.可能であれば、同年齢を対象としたもう1か所のセンターへの活動拡大を検討する。
3.さらに可能であれば学齢児対象センターとの連携を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内執務スペース

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
CP 配属先課長(50代 女性)
センター内 スタッフ6名(特別支援教育学士)、理学療法士(20代~40代 すべて女性)、大学生のボランティア
活動対象者:
通所児童及び保護者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導提案が求められる

[参考情報]:

 ・未就学齢障害児の経験があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯湿潤気候) 気温:(-8~31℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

作業療法士の存在が一般的ではないため、同僚スタッフ、保護者の理解を得ながら活動を展開する意識が求められる。生活使用言語はジョージア語(着任後現地語学訓練を実施)となる。