要請番号(JL76623B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境保全農業省
2)配属機関名(日本語)
NGO ユニオンサムカロ
NGO
3)任地( アハルツィヘ ) JICA事務所の所在地( トビリシ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先NGOは、地域農業の発展と環境保全の進化を通した地方活性化を目標として2002年に設立された。隊員の同僚となる人物は、創設メンバーの一人であり、農学の専門性を有し農業省傘下の組織に勤務した経験がある。同NGOは、食品や土壌、水質分析の分野で企業と契約を結んでいるほか、UNDPやUSAIDなどをドナーとする地元農家を対象としたプロジェクトを実施している(現在は農家の収入向上プログラムを実施中)。2019年には、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力「アハルツィヘ地区多目的農業複合施設整備計画」を受けて、ワークショップ等が実施できるスペースと分析作業の行えるラボが併設された施設を設立した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同NGOの活動の一環として、2015年以降UNDPのOVOP(One village one product movement/一村一品運動)プロジェクトが実施され、マルベリージャム他6商品が開発され、女性農業従事者の雇用も創出した。しかし、その後の販路開拓が思うように進まず、プロジェクトの持続発展姓を高めるためにイベントやアンテナショップの開設などプロモーション企画実施支援が望まれている。JICA研修参加経験者である配属先同僚は、その他の人参やジャガイモ、ヨーグルトなどの主要産品とあわせ、現地生産者とともにアイディアを練り、試行錯誤する協力隊員の存在が、地域の(酪)農家ひいては地域全体の活性化につながるものと期待を寄せている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
山間の地方都市において、同僚や地域の関係者と協議しながら以下の活動に取り組み、収入向上に資する地域活性化を目指す。メインの活動対象者は地域の(酪)農家であり、彼らの声に耳を傾けコミュニケーションを確立することは必要最低条件となる。
1.OVOP製品の販路開拓に資するイベントやアンテナショップ開設など、プロモーション計画の企画実施。
2.プロモーションやイベント活動におけるソーシャルメディアの活用についての提案運営。
3.可能であれば、その他地域農産品についても、生産者のモチベーション向上につながるプログラムを検討して実施する。
4.配属先が実施する地域活性化プログラムについての意見交換と運営支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:CP 50代女性 JICA研修参加経験あり。
常勤スタッフ7名 プログラムオフィサー、経理担当、運転手(年齢層は20代から50代)、他にジョージアの大学生のボランティアを受け入れている。
活動対象者:地域の農家(30~50代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・一村一品に関する経験⇒さらに望ましい
・町(村)おこしなどの経験⇒さらに望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯湿潤気候) 気温:(-14~25℃位)
[通信]:(電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
知識や経験の深さよりも、対象の地域住民とともに知恵を絞り試行錯誤するコミュニケーション能力と行動力が求められる要請である。生活使用言語はジョージア語(着任後現地語学訓練を実施)となる。