要請番号(NJ22425B05)


12代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
2)配属機関名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
N
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は日系一世が会長を務める非営利団体で、現在約120名の日系人登録(家族代表のみ)が登録しており、日本語教育や日本文化伝承、日系人同士の結束を図る等、様々な活動を展開している。団体が運営する日本語学校は、首都サントドミンゴ、ハラバコア市、ダハボン市と3校あり、日系移住者の子弟を対象とした日本語教育と共に、運動会や季節に合わせた各種日本の行事や文化イベント等を実施し、日本の文化理解や習慣などを引き継いできている。これまで、協力隊員は日本語教育部門と高齢者部門に分かれて支援を継続してきており、本要請は主に日本語学校の運営、指導、行事の実行等を管轄する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、5~18歳までの日系人の生徒約70名が日本語学校に通っており、現地教師2名、アシスタント5名体制で授業の実施と学校運営を行っている。指導対象者は、主に3世、4世となっており、日常生活における日本語の使用頻度の低下や、日本語指導者不足が深刻な問題となっている。日本語指導の充実化に向けて、現地教師やアシスタントと研修会を通して、指導法や指導の質の向上にも注力してきた。隊員らは、ネイティブとして日本語授業実施・運営の他に、学校行事の企画運営や、日本の伝統・習慣、道徳面の指導などが求められている。加えて、日系人としてのアイデンティティを保持していく側面支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同時期に派遣される隊員と協力して以下の活動を行う。
1.首都校において生徒への日本語(初級レベル)や日本文化に関する授業実施(毎週土曜日)
2.地方校を巡回しての授業実施(ハラバコア、ダハボンの地方2校を継続的に出張し指導を行う)
3.現地教師や日系人協会日本語学校運営部と協力した授業運営
4.定期的な教師研修会の実施、および現地教師・アシスタントの育成
4.現地教師や保護者会と連携し、運動会、学習発表会、盆踊り、お話大会等のイベントの企画・運営
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、スキャナー、プロジェクター、CDラジカセ、市販教材(にほんごドレミ、みんなの日本語)、独自教材(こどものにほんご)、鍵盤ハーモニカ、アコーディオン等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】・現地教師:男女各1名(日本語ネイティブレベル)、年齢30~40歳代、平均指導経験年数約15年 ・アシスタント:3名 ・日本語学校運営部長:女性、40歳代、西語話者
【活動対象者】首都校生徒約50名、地方校各5~10名程度、男女5~18歳
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師への研修があるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
移民の歴史を理解し、幅広い世代と交流できる方が望まれる。
住居は原則ホームステイ。