2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30322A05)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G124 野球
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブエノスアイレス日亜学院

2)配属機関名(日本語)

ブエノスアイレス日亜学院
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は日系人子弟のための日本語学校として1927年に設立された。現在は非日系アルゼンチン人が全体の7割以上を占め、当国で唯一政府機関の認可を受けた日系教育機関として知られる。日本語の授業がスペイン語・英語と共にカリキュラム化されている。生徒数は幼稚園~中高等部約600名、短大約40名、土曜・成人コース約600名を数え、教職員数は約200名。2009年に開設した文化センターを拠点に日本文化に関する各種講座やイベントも実施する。野球部は課外活動のひとつで、成人チーム男女も含めて50名程度が在籍。年間予算は約6,000米ドル。これまで同学院に派遣した隊員は24名(野球部においては新規の要請)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となる野球部は1994年に設立され、市内のリーグに加入して25年になる。毎年2回、定期的に開催される試合を目指して練習を積んでいる。同学院の生徒を中心に各カテゴリで混成チームを結成しているが、選手の減少への対応が課題である(①16-18歳:9名、②13-15歳:12名、③10-12歳:9名、④5-9歳:コロナ禍により活動が消失)。今後の体制の立て直しも含め、とくに年少者に野球の魅力を伝え、チームに参加する選手を増やすことが喫緊の課題である。強いチームづくりに必要なチームワークや規律も含めて、青少年の健全な成長に寄与する指導が求められる。1956年設立のLiga Metropolitana de Beisbolに所属。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

当学院を拠点としつつ、また他の施設を利用しながら、以下の活動を行う。
1.年少者に野球を紹介してチーム作りを行う。とくに、募集キャンペーンの計画や実施といった支援を行う。
2.同僚と共に練習計画を練りチームの指導を行う。また、投手や捕手の育成方法や怪我予防対策を提案する。
3.若手コーチの育成のほか、地域の日系コミュニティを中心とした巡回指導等も期待されている。
※練習は週3日程度で、試合は週末になることが多い。練習や指導の回数は、徐々に増やす予定である。
※なお、コロナ禍においては練習環境の制限や変更に対して柔軟に対応する必要がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

練習場は市内の施設(広場)や、学校校庭(バッティングケージ、ピッチングマシン有)を利用。頻度は少ないが有料の施設も利用。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
コーチ3名(男性、40代1名、20代2名)

活動対象者:
5-18歳までの選手および
成人部門の男女選手含む協力者約50名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:年少者や青少年を指導するため

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:業務遂行上必須
    (指導経験)2年以上 備考:同僚コーチと協働するため

[参考情報]:

 ・大学野球または社会人野球の経験があること

 ・年少者の指導法に詳しいこと

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

練習環境に不便があるため工夫が必要(狭い校庭や、地面に凹凸のある広場での練習方法)。
子どもへの指導が好きで保護者とも協力できること、また周辺の日系社会とも積極的に交流することが期待される。
特別登録者の選考指定言語はスペイン語とする。