2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30322B21)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G134 相撲
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

アルゼンチン相撲協会

2)配属機関名(日本語)

アルゼンチン相撲協会
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、亜国における相撲競技を統括する団体として1985年に設立、1996年に法人化された。日本の伝統文化である武道として、相撲の普及振興を図り、心身の健全な発育に寄与することを目的としている。首都圏を中心に、相撲の普及、競技者の育成を推進しており、国内大会や南米選手権の開催、世界選手権等の国際大会への選手団派遣を行っている。世界相撲連盟や南米相撲連盟発足の準備段階から、各種大会に選手や役員を派遣し相撲の国際化に努めてきた。同協会は、役員10名(内4名が指導者)で運営しているが、事務所や専用の稽古場はなく、市の施設や各地域体育館等で練習している。年間予算は約USD1.200.で市の補助金等有。

【要請概要】

1)要請理由・背景

亜国における相撲は、1980年代から長く行われていることもあり、南米大会では優秀な成績を修めるまでになっている。しかし、指導者の多くが柔道出身であるため、相撲の基礎を十分に学んでおらず、基本動作や技の名前がわからないほか、相撲の指導に関する専門性が低いのが現状である。アルゼンチン競技者は相撲を基礎から学びたいと考えているが適切な指導者がいない。このため、JICA海外協力隊から競技者の競技力向上および現地指導者の指導能力向上を目指した支援を得たいとして、本要請が出された。併せて、本来の日本の相撲が有する礼儀の精神を指導し、青少年の健全育成に貢献することや、競技人口の拡大のための支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

週5回、同僚と共に4か所の練習場において、以下の指導を行う。
1. 日本文化としての相撲の普及を支援
2. 競技者や指導者へのレベルアップのための指導・助言
3. 競技人口拡大のためのイベント等への支援
4. 巡回指導において、日系コミュニティとの連携も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各練習場には柔道の畳やマットなどがある

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
C/P :会長、男性、相撲3段、経験25年
同僚 :男性、40代~60代3名、初段~3段


活動対象者:12歳から35歳までの男女約20名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導者や競技者へ指導するため

[参考情報]:

 ・大学か高校相撲部で競技経験があること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

指導においては、一緒に実践的な練習も行う。
コロナ禍では人数制限の中、男女混合、レベル混合での練習のため、指導には工夫が求められる。