2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30323B05)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サルミエント日本人会

2)配属機関名(日本語)

サルミエント日本語学校
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス州ホセ・セ・パス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サルミエント日本人会は、ホセ・セ・パス市及び近隣に在住する日系人の相互扶助と親睦を目的に1934年に設立され、日本語学校は1937年に創設された。同会では、日系子弟、非日系人も対象に日本語学校を運営しており、特に最近は非日系学習者の増加が顕著である。授業は土曜日の午前中が年少クラス(5~15歳、約30名)、午後は成人クラス2コマ(13:30-15:30、15:30-17:30、ゼロ初級~N3レベル)を担当する。過去に派遣された隊員の多くが、平日を中心に北部ブロック近隣校(エスコバル校、アカスーソ校)への巡回指導も実施してきた。年間行事として、運動会、ピンポン大会、朗読大会等が実施されている。また日本人会では、盆踊り、バザー、カラオケ大会など、各種イベントを積極的に実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在まで10名の隊員が日本語教育分野を中心に派遣されてきた。現在の学習者は3世と4世がほとんどを占めており、家庭内での日本語会話はほぼ皆無であり、日本語を聞く・話すという経験に乏しい。こうした学習者(幼稚園~中学生)に対しては、楽しんで日本語に触れるという視点から、日本語の授業以外に、日本事情や日本文化活動を取り入れている。一方、昨今の日本ブームの後押しもあり、地域内での日本文化・日本語への興味関心は年々高まっており、それに伴い非日系学習者が増加し、現地教師が不足気味となっている。学校長以外の教師3名は2世教師であり、効果的な日本語教授法や日本文化活動における細かなノウハウを学ぶ必要性が高い。学習者への直接指導、及び現地教師の育成を主な目的に本要請に至った。北部ブロック近隣校(アカスーソ校)への巡回指導も支援の柱の1つとなっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚となる現地教員とともに、以下の活動を行う。
1. 学級担任として、幼稚園~中学生クラスでの日本語指導、日本文化活動の授業を担当する。
2. 同僚教員(2世教師)に対し、効果的な日本語教授法やカリキュラム作成等の指導・支援を行う。
3. 北部ブロック近隣校(エスコバル、アカスーソ校)3校合同勉強会実施や、定期的な巡回指導を行う。
4. 在亜日本語教育連合会(教連)主催の研修会では、講師として講座を担当し、現地教師の支援にあたる。
5. 配属先日本人会が行う盆踊りやお祭り、バザーなどの文化行事に積極的に協力する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教材書籍、PC、プロジェクター、コピー機、テレビ、CDプレーヤー、電子オルガン、ピアニカ、書道道具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・日本語学校校長(女性、70代、1世、勤務約40年)
・同僚教師(女性3名、30~50代、2世、勤務5~15年)

活動対象者:
・幼稚園5名、小学生16名、中学生6名
・成人クラス約30名(ゼロ初級~N3程度)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚教員の指導上必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教員の指導上必須

[参考情報]:

 ・小学校の指導経験があると良い(教育実習可)

 ・理由:図工や音楽などの指導を実施するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・配属先が主催する日本文化行事等への積極的な参加・協力が期待されている。