要請番号(NJ30324B01)
募集終了

2代目
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アルゼンチン相撲協会
2)配属機関名(日本語)
アルゼンチン相撲協会
日系社会
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、亜国における相撲競技を統括する団体として1985年に設立、1996年に法人化された。日本の伝統文化である武道として、相撲の普及振興を図り心身の健全な発達に寄与することを目的としている。首都圏を中心に、相撲の普及、競技者の育成を推進しており、国内大会や南米選手権の開催、世界選手権等の国際大会への選手団派遣を行っている。世界相撲連盟や南米相撲連盟発足の準備段階から、各種大会に選手や役員を派遣し相撲の国際化に努めてきた。同協会は、役員10名(内4名が指導者)で運営しているが、事務所や専用の稽古場はなく、市の施設や各地域体育館等で練習している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
亜国における相撲は、1980年代から長く行われていることもあり、南米大会では優秀な成績を得るまでになっている。現在、当国に初めて派遣された相撲隊員が活動中であり、当国における相撲の普及と選手強化を柱に活動を推進している。ただ、現地指導者の相撲の専門性が低いため、技術や指導法の基礎を習得するためには、今後も相当の時間が必要と想定される。アルゼンチン国内における相撲の知名度の向上・定着支援を含め、派遣中の隊員の後任からの支援・指導を得たいとして、本要請提出に至った。相撲を通して相手を尊重する精神を育成するなど、青少年の健全育成に貢献することも大いに期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
週3回、同僚と共に2か所の練習場において以下の指導を行う。
1. 日本文化普及、及び競技人口の拡大を図るため、全国の日系団体との連携を通し相撲の普及・支援を図る。
(定例の稽古日以外に、週末の日系イベントにおいて、相撲のデモンストレーションを実施する機会も多い)
2. 競技技術及び指導力向上を目指した指導・助言を行う。
3. 配属先の組織運営力向上のため、あらゆる視点からの支援を行う。
4. 巡回指導を通して、日系コミュニティとの連携も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各練習場には柔道畳やマットなどがある
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・会長、男性、50代、相撲3段、経験25年
・同僚 :現地指導者、男性、40代(柔道指導も兼ねる)
活動対象者
・15~40歳程度までの男女選手約20名
・日系団体所属の青少年多数
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導者や競技者へ指導するため
[参考情報]:
・大学か高校相撲部で競技経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・週3回の活動日には、選手と一緒に実践的な練習を行う。また相撲普及のため、頻繁にイベントへの参加が想定されるため、体力に自信のある方が望まれる。
・日本武道館及び日本相撲連盟共催の「全国相撲指導者研修会」参加者が望ましい。