2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30624B05)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G254 文化
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

開発企画省公共投資海外金融次官室

2)配属機関名(日本語)

ボリビア沖縄県人会
日系社会

3)任地( サンタクルス県オキナワ移住地 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先となるボリビア沖縄県人会はオキナワ日本ボリビア協会230戸、サンタクルス市沖縄県人会90戸で構成、運営されている。事業内容は、①会員のためのスポーツ活動、文化活動、親睦会などの企画・運営、②沖縄県、国際交流基金、JICAによる2世、3世会員向け研修奨学制度の勧奨活動、③沖縄県とサンタクルス市との姉妹都市提携に関する業務、④沖縄県系人のための交流施設の管理、維持等。
また、主な活動先となる半公立校2校では、午前中に幼稚部から中等部(日本の高校3年に相当)までの教育課程を当地のカリキュラムに則してスペイン語にて実施し、午後は日本語教育や日本文化の指導を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オキナワ移住地は戦後沖縄県からの移民により設立され今年で70年を迎えるが、現在もなお次世代への沖縄文化継承・普及が行われている。移住地には、オキナワ日本ボリビア協会が運営する2つの小中学校があり、外国語としての日本語や日本・沖縄の文化・慣習について指導しているが、中でも特徴的なのが沖縄の伝統楽器「三線」の授業である。これまで一世が二世に対し技術・知識を伝承し、学校の生徒や地域の一般の愛好者に教えてきたが、 その一世も高齢となり、定期的にクラスを持つことが困難となってきているため、今回JICA海外協力隊を要請する至った。さらに、ボリビアの沖縄県日系社会だけでなく、現地社会に対しても沖縄・日本の文化普及活動を行い、相互理解を深める役割も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚やオキナワ移住地の日系小中学校の教員と共に以下の活動を行う。
1. 移住地内のオキナワ第一日ボ校、ヌエバ・エスペランサ校において三線の授業を担当する。
2. オキナワ第一、第二、第三移住地の青年・一般人を対象に、三線教室を開く。
3. サンタクルス市の学生や一般人(日系・非日系問わず)を対象に、三線教室を開く。
4. サンタクルス市・移住地において三線指導のボランティアを行っている若い世代に対し、教え方の指導を行う。
5. 三線指導の他にも、日本・沖縄文化に関するワークショップやイベントなどを企画・開催する。
また国内の他地域においてもニーズに応じ、文化ワークショップその他イベント等に参加、支援することが期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

三線: 第一日ボ校25丁、ヌエバ・エスペランサ校12丁、沖縄県人会(サンタクルス)12丁
パーランクー: 第一日ボ校30個(エイサーの衣装もあり)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(経験年数):
・ボリビア沖縄県人会事務局長(22年)、事務員(7年)、三線指導ボランティア
・協会事務局長(20年以上)、学校関係者等
活動対象者
・主にサンタクルス市内・オキナワ移住地在住の沖縄県系の小中学生・一般人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望

[汎用経験]:

 ・弦楽器の指導経験

[参考情報]:

 ・三線の実務経験はプロ・アマを問わない。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

三線以外にも方言、琉球舞踊、エイサー、角力等、古くからの沖縄の伝統文化・慣習に精通しているとなおよい。