【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サンパウロ市の郊外にあるコーペルコチアスポーツクラブは1942年にコチア市農業協同組合を母体として、組合員の福利厚生事業を目的に設立されたスポーツ振興日系団体である。会員数は約1200会員(9割が日系人)であり、事業年間予算は約120万米ドル。ソフトボールのほか、野球、サッカー、卓球、ボーイスカウト、バレーボール、ゲートボール等に加え、生け花、和太鼓等の文化活動等の福利厚生に資する事業を展開している。現在、野球の日系社会シニア・ボランティア(NSV)とソフトボールの日系社会青年ボランティア(NJV)が2018年7月まで活動している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

コーペルコチアスポーツクラブでは、移住地開始当初からスポーツ教育を通して、心身ともに健康な日系子弟の育成を推進してきた。野球ついては、2013年のワールドベースボールクラシックへの初出場から野球の知名度は徐々に上昇しつつあるため、同団体では更なる野球部門の強化を図っている。よって、監督・コーチ等の現地指導者へ近年の日本の新しい指導法を伝えることを目的としてボランティアの要請がなされた。また、日本式の礼節やしつけ指導も期待されている。これまで派遣されたNSVの支援により一定の成果があったことから、さらなる支援がもとめられている。なお、コーペルコチアスポーツクラブでの野球競技人口は140名程。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

1.主に初心者へ直接指導するとともに、各カテゴリー別の選手への指導に協力する。
(練習:平日は主に個人指導とし、土日の午前・午後に行う。週40時間ほど)
2.礼儀やしつけ指導などを含む日本的な野球を紹介する。
3.指導者に対し、基本的な練習方法等の助言する。
4.大会時等に必要とあれば引率し監督を務めることもある。
5.各種イベントの参加・協力を行う。
6.その他、配属先が必要と認め依頼する活動を実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

野球・ソフトボール場2面、野球道具一式
ホームページ:http://www.clubecoopercotia.com.br/

4）配属先同僚及び活動対象者

野球・ソフトボール部長:男性60歳代、日系人
コーチ:男性3名、日系人(40歳代)
指導対象者:主に9-10歳の選手12名
(その他、8歳以下30名、11歳以上70名程に対して依頼があれば個人指導を行う)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

日本体育協会スポーツ指導者資格があると良い