要請番号(NJ30921A05)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル相撲連盟
2)配属機関名(日本語)
ブラジル相撲連盟
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジルにおける相撲の歴史は日本人の移住と共に始まり、1962年にはブラジル全土を統括する組織として配属先が設立された。11の国内支部があり、南米大会、世界大会の選抜チーム選考会や昇段審査等の事業を実施している。役員のほとんどは日系人の無報酬ボランティアで組織されている。年間予算は約3.3万ドル。2019年に日本で開催された世界大会に選手が派遣され、合計5個のメダルを獲得した。大会後、現横綱白鵬関が主催する「白鵬杯」運営委員から2020年2月に開催される同大会への参加依頼を受け、小中学生5名が参加した。2018年7月から初代の隊員が活動を行っていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
初代隊員はサンパウロ州内3都市を定期巡回し、稽古やトレーニング方法の指導、小学校の体育授業に導入された「相撲の基本動作を利用した授業」の実施、また各種イベント時においてはデモンストレーションやワークショップを行い、怪我をしない相撲の普及や相撲に関する理解促進、競技人口増加のための活動に取り組んでいた。今後も、同州のスザノ市、オザスコ市、ジャンジーラ市にある小学校計7校では、体育授業に相撲の練習要素を取り入れることが計画されている。メダルを獲得した世界大会への出場や「白鵬杯」への参加など、当地における相撲熱が高まりつつある中でコロナ禍となったが、配属機関では今後のブラジル国内の相撲普及活動の更なる促進を期待しており、後任隊員の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.拠点となる支部において主に6~15歳の青少年を対象に準備体操や技術指導を行う。
2.公立学校における学校体育の一貫として、相撲の動作・礼儀作法を取入れた体育授業の支援を行う。
3.選抜選手に対する相撲技術向上に繋がるアドバイス及びコーチの育成支援を行う。
4.日系社会のイベントや各地の学校を訪問し、相撲のデモンストレーションを通じた競技人口の裾野拡大を支援する。
5.配属先の要請に基づき他地域の支部も定期的に訪問し、稽古支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
土俵、簡易土俵マット(6枚)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:連盟理事(男性)、監督・コーチなど。
活動対象者:
・6~15歳を中心とした青少年男女。(技術レベルには幅があるが、初心者も含まれる)
・公立小学校の生徒85人(男女、1クラス10~20人)
(関係者の多くは、日系人であるが日本語を理解する生徒・コーチは少ない。)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:コーチへの指導・育成に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・派遣時には、COVID‐19の収束状況如何により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。