要請番号(NJ30921A17)
募集終了
3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル剣道連盟
2)配属機関名(日本語)
ブラジル剣道連盟
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年設立。ブラジルにおいて剣道を普及・振興・強化するための事業を推進し、ブラジル全土の加盟剣士(約900名)及び加盟道場(約50か所)を統括する。主催する主な行事として、全ブラジル幼少年剣道大会・有段者大会・高段者大会・大学選手権大会・審判員養成セミナー・昇段審査があり、世界剣道大会参加剣士強化訓練や学校剣道推奨企画の推進等も行っている。年間予算は約7万ドル。過去に28名の日系社会海外協力隊員(長期2名、短期26名)が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル剣道の歴史は日系人によって築き上げられてきた。ブラジルでは心身を鍛錬し人間形成を目指す武道としての剣道やフェアプレーを重んずる日本的な価値観への評価や関心が高く、非日系人の剣士も増加傾向。今回は3代目の要請となるが、前任の2名はサンパウロ州はじめブラジル全土各州の道場を巡回し、技術のみならず礼法や日本武道の精神について指導し、強化と普及に貢献した。また、サンパウロ市内の道場においては一般剣士への指導の他、短期グループ派遣隊員と共にブラジル代表剣士の強化に尽力し関係者より高い評価を得た。この活動を継続し、特に次世代を担う幼少年剣士への指導、及び現地指導者へ日本の優れた指導法を伝承できる人材を求め、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属機関同僚と共に以下の活動を行う。
1. サンパウロ市内の20道場を巡回指導する(週6日、練習は主に夜に実施。各道場にはブラジル代表選手も在籍)
2. ブラジル全土の地方都市への巡回指導
3. 各大会での審判、昇段審査や審判養成セミナーでの審査員・講師(主に週末)
4. 短期グループ派遣隊員の引率・サポート(予定:年1回、1ヶ月間)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
大半の剣士は防具・竹刀を所有している。サンパウロ市内の道場の大半は板張りであるが、一部の地方道場はコンクリート床のため注意が必要。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 現地指導者2名(53歳日系男性、71歳日系男性 日本語可)
活動対象者: 全道場計1,000名弱(6歳-成人、初心者-7段)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:(男性) 備考:男性会員が多数を占めるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:技術指導が必要なため
(指導経験)5年以上 備考:主な活動が指導であるため
(教員経験)2年以上 備考:配属機関からの要望(指導上必要)
[参考情報]:
・剣道五段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・派遣時には、COVID‐19の収束状況如何により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。