要請番号(NJ30922A33)
募集終了

7代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
めぐみ学園
2)配属機関名(日本語)
めぐみ学園
日系社会
3)任地( パラナ州ロンドリーナ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同学園は日本からブラジルに渡った日本人夫妻が1959年に設立した学校で、ブラジルと日本の良い点を併せ持った人物を育てることを理念としている。当初は日本語学校として設立されたが、1997年に幼児部、2003年に小学部を開設した。現在の児童数は幼稚部と小学部併せ約170名(0歳児から10歳まで)、日本語学校生徒約50名(小学生から成人まで)となっている。幼稚部及び小学校の授業の中での日本語学習と共に、午後及び土曜日に校外の子どもや一般成人を対象に日本語クラスを提供している。2020年3月のコロナ禍での隊員一斉帰国となるまで、現職教員隊員(小学校教育)が現地で活動を行っていた。年間予算は、約41万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学園は日本語学校としての長い歴史を持つが、近年は正しい日本語・日本文化を指導できる教師が不足しており、地域の日系社会においては日本語を学ぶ意欲の低下も見られる。この様な状況下、教材の見直しも含め日本語を用いた授業支援のため隊員の派遣が希望されている。また、日本語に親しみを持つ機会の提供に加えて隊員による日本文化紹介への期待も高く、日本文化の学習を通し子どもたちに誠実さ・尊敬の心・規律等を学んでほしいという学園の願いがある。これまで6名の小学校教育隊員が派遣され、児童生徒への日本文化や日本的価値観向上への支援が継続的に行われており、更なる充実・発展を期待して今回の派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 幼稚部、小学部において、授業の一環で実施している日本語授業の実施を支援する。 (月‐金曜8:30‐17:00、土曜10:00‐12:00)
2. 課外コースの日本語授業で小学生、中学生、成人に対し、会話指導や文化紹介などの授業支援を行う。
3. 習字やそろばん、歌、踊り、工作、ゲーム等、授業や行事などで日本文化の紹介を行う。
4. 現地教師へ指導法や授業内容のアイデアなど、助言・提案を行う。
5. 配属先や地域の行事の企画・運営等について協力し、参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、テレビ、DVDプレーヤ、プロジェクター、各種日本語教材(めぐみ学園オリジナル教材、初心者用教材、日本語能力試験テキスト等)
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:カウンターパート/校長(日系二世女性、経験35年、日本語可)、学校職員約25名、日本語教師1名(50歳代女性、経験約27年)、コーディネーター2名(40‐50歳代女性)
・活動対象者:幼稚部約100名、小学部生徒約70名、校外からの日本語学習者約50名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:活動上必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・授業実施にはブラジルの教員免許が必要な為、現地教師の補助として授業に入ることとなる。配属先での円滑な活動にはポルトガル語でのコミュニケーションが必要なため、語学力習得が強く望まれる。