【配属機関概要】

3）任地（ サンパウロ州ブラガンサパウリスタ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サンパウロ市より北90㎞に位置するブラガンサパウリスタ市にある同協会は1955年に設立され、現在は日本語学校のほか青年会、婦人会、老人会、和太鼓部、運動部、カラオケ部などの8部門により構成、会員相互の親睦、日本文化の普及・継承を目的に運営されている。日本文化に関心を持つ日系・非日系人が会員となっており、協会の行事として日本祭、運動会、カラオケ大会、敬老会、青年部主催の「アニメNIPO」等を開催している。これまでにJICA海外協力隊は日本語教育7名、青少年活動1名を派遣している。年間事業予算は約5.5万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先校は1951年に日系子弟のための寄宿舎として創設され、以降、日本語学校として運営されている。現在では日系子弟に限らず、日本に関心を持つ人たちが広く日本語を学習している。年齢に合わせたカリキュラムと教材を使って楽しく4技能(聞く、話す、読む、書く)の力、特にコミュニケーション力をつけることを目標としており、日本語だけではなく日本の伝統文化(書道、和食、折り紙等)や現代の若者文化(漫画、ダンス、音楽等)、に触れることに注力し授業の一部や課外活動として取り入れている。今後日本語学校を語学だけではなく様々な日本文化の発信地とするための協力が必要とされ本要請に至った。特に、今後のポストコロナ時代の新しい授業の在り方について共に模索し魅力ある学校づくりへの協力が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に、以下の活動を行う。
1.日本語学校での授業を行う。(児童‐成人、主に入門・初級レベル、月・木14:00‐20:30、火・水・金8:40‐18:00、土7:50‐13:20)
2.教材・カリキュラム作成や指導法に関する助言・支援を行う。
3.日本語学校や本協会が主催する文化・体育行事及び地区行事などに参加し、計画、運営に協力する。(太鼓部・青年会・婦人会のイベント等)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、タブレットPC、TV、DVD、プロジェクター、コピー機等、教材:『みんなの日本語』『まるごと』『できる日本語』『にほんごドレミ』『J‐Bridge』等

4）配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚:校長/教師/カウンターパート(日本人女性60歳代、指導経験31年)、カウンターパート(教師30歳代女性、指導経験10年)、他教師2名(20歳代、50歳代女性)
・活動対象者: 児童‐成人約50名(20歳未満約30名、20歳以上約20名、男女比約4:6) 入門、初級、初中級、中級レベル

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]：

　・1年以上の社会経験

【地域概況】

【特記事項】