要請番号(NJ30922B08)
募集終了

・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ポルトアレグレ日本文化協会
2)配属機関名(日本語)
日本語普及センター ポルトアレグレモデル校
日系社会
3)任地( リオグランデドスール州ポルトアレグレ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本配属先はブラジル最南部の州にある人口150万人の都市で、1985年に日系人子弟が日本語を学ぶ場として設立された。当初は同じ地域にある別団体が運営母体であったが、2015年より、同校の生徒父兄の運営委員会が中心となり2004年に設立されたポルトアレグレ日本文化協会(会員数216名、日系人比率約2割)の傘下におかれ運営されている。学校の設立当初は日系人子弟の割合が95%を占めていたが、現在は日系・非日系の生徒が約半数ずつとなっている。年間予算は約3万米ドル。2021年度JICA助成金事業にて日本語教育対策の助成が行われた。1988年から2003年にかけて8名のJICA海外協力隊が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の学習者は現在約60名、7歳から成人まで幅広い年齢層となっており、火曜日から土曜日まで授業が行われている。授業は非常勤の教師が中心になり行われているが、授業の質の均一化、日本語教師の指導力向上、ブラジル南部2州の日本語能力試験の実施校としての役割、地域スピーチコンテストや研修会の実施などその役割及び課題は多い。生徒に対して授業を行うと共に、現地日本語教師への助言や各種活動の支援を得たいとして、本要請があげられた。また運営母体であるポルトアレグレ日本文化協会では、和太鼓・折り紙・将棋・囲碁、百人一首・よさこいなどの様々な日本文化講座を行っており、可能な範囲でその協力も得たいとしている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚と協力して、以下の活動を行う。
1. 日本語クラス(火曜日~土曜日)の主に中上級クラスの一部を担当する。
2. 同僚日本語教師の指導力向上のために助言や勉強会を実施する。
3. 日本語能力試験の実施や地域の日本語教育機関の合同研修会などに参加、支援を行う。
4. 運営母体や地域日系団体が実施している日本文化講座やイベントに参加、協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、タブレット、ビデオ等の視聴覚機器および教材、インターネット、日本語教材『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』、『Basic Kanji Book』 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(60歳代女性・日本人)、日本語教師(20~40歳代、女性3名・男性1名、日系半数、経験2年~25年)、漫画・アニメ講師(50歳代男性・非日系)
活動対象者:初級~中上級学習者約60名、7歳から成人まで。日系・非日系約半数ずつ。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師への助言が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)