2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30922B11)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トメアスー文化農業振興協会

2)配属機関名(日本語)

トメアスー日系学校 トメアスー日本語学校
日系社会

3)任地( パラー州トメアスー市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 7.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トメアスー市はブラジル北部に位置し、2019年には日本人移住90周年を迎えた日系人移住地である。トメアスー文化農業振興協会は日系学校や日本語学校、日本人移住史料館の運営、各種スポーツ・文化活動など日系人の地位向上に向けた様々な活動やイベントを行っている。その他、環境配慮型農業アグロフォレストリーの普及発展に資する活動、現地警察と連携した防犯対策活動も実施している。2021年度JICA助成金事業で日本語教育対策の助成が行われた。トメアスー日系学校には2012年から2020年にかけて4名、トメアスー日本語学校には1989年から2020年にかけて12名の小学校教育や日本語教育のJICA海外協力隊が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

これまでの4度に渡る日系社会海外協力隊派遣の成果もあり、2002年にトメアスー市唯一の私立学校として設立された同日系学校は地域でも評判が高く、最近では米国やベネズエラなどの外国や、州外から引っ越してきた家庭の生徒も入学する等、コロナ禍においても生徒数の増加がみられている。非日系の生徒が多く通う中、日系団体が運営する学校として、日本式のしつけや日本文化への親しみを持ってもらえるような活動を行っている。これまでに派遣された隊員は、生徒自身による整理・清掃の意識付けや、音楽や図工、体育教育等について活動を行い一定の成果を収めてきており、引き続き教育の質を高めるために要請があげられた。また、隣接する日本語学校では教師が日系2世が中心となっており、ネイティブの「生きた日本語」に触れる機会のために支援を得たいとしている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1. 得意分野(音楽・図工・体育等)を活かして現地教師の授業協力・補佐や日本文化紹介を行う。
2. トメアスー日本語学校にて、日本語会話補助や日本文化紹介を行う。
3.学校内の行事への参加・準備・運営を行う。
4.配属先の行う盆踊り、運動会、日本食祭り等のイベントへの協力を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学校各設備、PC、プリンター、コピー機、日本語教材『ドレミ』『プログレッシブ』 等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 日系学校校長(60歳代女性・日系)、日本語学校校長(40歳代女性・日系)、協会事務局長(40歳代男性・日系) 他

活動対象者:日系学校生徒のうち主に10歳未満の生徒(男子58名、女子40名)、日本語学校の生徒(小中学生 男子24名、女性33名、日本語能力:初~中級)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:生徒への指導が必要なため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:生徒への指導が必要なため

[参考情報]:

 ・日本語教育経験があると良い。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・日系学校での授業実施にはブラジルの教員免許が必要なため、主に現地教師の補助として授業に入る事となる。