要請番号(NJ30922B34)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
自閉症児療育施設(PIPA)
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入機関は1959年に設立され、福祉・医療サービスをサンパウロ州の日系人を中心に提供している公益社会福祉法人である。配属先である自閉症児療育施設(PIPA)は2006年に活動を開始し、日々の生活を通じて症状の改善を図る生活療法を実践し、大きな効果を上げている。2022年には地上5階建ての新本部ビルが完成し、これまでの受入れ人数から倍増となる96名を可能とする体制へと整えた。2021年度JICA助成金事業で同本部ビルの一部施設・機材整備を行った。これまでに福祉・ソーシャルワーカー・青少年活動のJICA海外協力隊の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル国内において自閉症児療育施設は少なく、運営されている施設でも投薬治療が一般的な中、本配属先では薬剤を使用せず日々の生活を通じて症状の改善を図る生活療法を実践している。現在利用者の約9割は非日系人だが、受入機関であるサンパウロ日伯援護協会では、本施設での活動をモデルとし、同国における自閉症児療法のノウハウを広げていくことを目標としている。今後受入れ人数が増加していく中、現在の日本で行われている療育方法を取り入れ、同僚の知識を増やし療育・教育方法の質向上を目指し本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.自閉症児に対する運動クラスを中心に、図工・音楽(合奏、リズム、ステップ等)クラス等の補助を行う。
2.着替え、衣服の折り畳み、調理、食事のマナー、歯磨き等生活作業の指導や支援を行う。
3.同僚に日本で行われている自身が経験してきた療育・教育方法の紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、着用型小型カメラ、教材、楽器、和太鼓、運動用具 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(30歳代男性・日系)、同僚担当職員(20~30歳代男性・非日系)、事務員(20歳代女性・非日系) 等
活動対象者:44名(4~18歳・非日系39名)の児童・生徒
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言も必要なため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)